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アレックス2発、千葉が"鬼門"のアウェーで降格組対決に快勝

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[5.2 J2第10節 大分0-2千葉 大銀ド]

 降格チーム同士の対戦となった4位大分トリニータと2位ジェフユナイテッド千葉の一戦は、アウェーの千葉が2-0で快勝した。

 立ち上がりから試合の主導権を握る千葉は前半20分、DF鎌田翔雅のロングフィードをFWネットが頭でそらすと、FWアレックスがDFを振り切って抜け出し、先制点。同32分にもFW倉田秋が落としたボールをアレックスがシュート。いったんはDFに当たったが、もう一度アレックスがこぼれ球を拾って左足を振り抜き、2点目を奪った。

 千葉のハイプレッシャーの前に攻撃を組み立てられない大分は前半をシュート0本で折り返す。後半17分から出場したFW森島康仁が投入直後に角度のない位置から狙い、これがチームの初シュート。結局、チャンスらしいチャンスをつくれないまま0-2で敗れ、2連敗となった。

 クラブによると、2得点のアレックスは「大分はボール回しがうまいチームだが、前半で僕らはそれを上回るプレーができたと思う。先手も取れたし、いい結果につながった」とコメント。DF茶野隆行が負傷欠場し、古巣相手に今季初出場初先発となったDF福元洋平は「スタメンはきょうのミーティングではっきり言われた。前半いい形で2点取れて、守備もある程度守れていた。アウェーで勝てない試合が続いていたので、そういう意味できょうの勝ちは大きいし、これを自信にして勝っていきたい」と、ここまで1勝2分2敗と苦手としていたアウェー戦での快勝を喜んでいた。

(文 西山紘平)

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