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仙台は7戦白星なし。初先発の平瀬がヘッド弾も幻に・・・

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[5.9 J1第11節 仙台1-2名古屋 ユアスタ]
 ベガルタ仙台は土壇場で失点を喫し名古屋グランパスに1-2敗戦。7試合連続(3分け4敗)で白星に見放された。
 前半38分にケネディにPKを決められたが、後半は主導権を奪い返し、同39分には途中出場のフェルナンジーニョの得点で同点にした。勝ち点1は取れるかと思われたが、同44分に闘莉王のクロスからケネディにヘディング弾を許し勝ち越されてしまった。
 この日は元日本代表FW平瀬智行が今季初先発。経験豊富なFWの巧みなポジショニングと機転の利いたプレーで、2列目の攻撃参加を引き出した。しかし前半は、個人技に勝る名古屋が主導権を握ったため、仙台は奪ってからの速い攻撃に活路を見出す。
 前半32分、平瀬のパスをPA正面で受けた中島裕希が反転して右足シュート。その1分後には右サイドからのクロスに、ファーで待ち構えていた平瀬が右足ボレー。ジャストミートさせたが、GK楢崎の正面でセーブされた。
 前半43分には、右PA内でパスを受けた関口訓充がシュート。いいコースを狙ったが、左ポストにはじかれて同点機を逃した。
 0-1の後半20分には右からのクロスに平瀬がヘディングシュート。ゴールネットに突き刺したが、なんとファーにいた関口がオフサイドのポジション。同点弾は幻に終わった。
 仙台は後半は中盤を支配し、チャンスを作ったが、決定力不足に泣いた。その後、平瀬に代えて中原貴之、永井に代えて太田吉彰を投入。攻撃のカードを次々と切り、攻勢を仕掛けた。何とか後半39分、右からのパスを受けたフェルナンジーニョがドリブルでダニルソン、吉村を交わして右足一閃。グラウンダーのシュートで同点に追いついたが、最後は闘莉王→ケネディという個人技に翻弄され、万事休した。
 手倉森誠監督は試合後のインタビューで「2失点してしまっては・・・悔しいですね。組織として、個人個人としても、切り替えの速さ、プレーの判断を速くしてやろうと話していて、選手は意識してやってくれたが。。(神イ發いせ纏・鬚靴討・譴拭廚隼邱臚睛討覗・蠅鬚曚瓩覆・蕕癲・試合白星から遠ざかり言葉に力がなかった。
(文 近藤安弘)

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