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神戸・大久保に古巣のC大阪サポからも激励エール

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[5.15 J1第12節 C大阪2-1神戸 長居]

 ヴィッセル神戸は前半14分にMFボッティのゴールで先制しながら前半ロスタイムに2失点を喫し、逆転負けした。クラブによると、三浦俊也監督は「1点取ったことでかなり守備的になってしまい、相手にボールを持たせてしまった」とコメント。「何となく1点取ったことが悪い方に作用してしまった。同点、逆転されたのも妥当な印象を受けた」と振り返った。

 日本代表のW杯メンバーに選ばれたMF大久保嘉人にも見せ場らしい見せ場はなく、「ディフェンスの時間が長く、前にも上がれない状態が続いた。神戸の悪いところで、いいときは前から前から行けるが、それが行けなくてズルズル下がってしまった」と唇をかんだ。

 試合後は神戸のサポーターだけでなく、古巣でもあるC大阪のサポーターからも激励のエールを受けた。両チームのゴール裏のサポーターのところへ挨拶に行った大久保は「最初のチームはセレッソだし、セレッソのためにも、神戸のためにもやっていきたい」と、あらためてW杯への決意を強めていた。

(文 西山紘平)

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