beacon

W杯監督インタビュー:ナイジェリア代表ラーシュ・ラーゲルベック

このエントリーをはてなブックマークに追加

W杯出場チーム監督インタビューの第18回目はナイジェリア代表を率いるラーシュ・ラーゲルベック監督。

―ナイジェリア代表は、歴代のW杯で常に最大のダークホースだと言われてきましたが、今回の展望はどうご覧になっていますか。
「ナイジェリア代表はW杯決勝トーナメントまで勝ち進むことができると思っています。これは現実的な事実です」

―2月27日になってナイジェリア代表監督に就任したため、真の意味での調整期間はわずか1ヵ月です。時間が短すぎるのではないですか?
「ナイジェリア代表監督に就任してからW杯開催までの期間は短いですが、スーパーイーグルスを率いてW杯で目覚しい成績を挙げることはできると思っています」

―5月、海外のリーグ戦が終了した後、選手たちがようやくチームに合流しましたが、時間的にハードではありませんでしたか?
「W杯開催までの3週間、選手と一緒にいられればよいと考えています。3週間あればいろいろなことができます」

―これまでずっとスウェーデン代表の監督を務めていた監督がアフリカの代表チームの監督をすることになったわけですが、選手たちとどのように意志の疎通を図るつもりですか?
「今、私が考えていることは、できるだけたくさんの選手たちとコミュニケーションを図り、ナイジェリア代表としての試合を最優先に考えることと、その重要性を伝えたいと思っています。ヨーロッパのリーグ戦でたくさん稼いでいるだろうが、ナイジェリア代表に加わるからには、代表チームのユニフォームを着ることに誇りを持つようにと言いたいです。彼らの闘志をできるだけ引き出したいですね」

―アフリカの選手は怠惰傾向にありますが、選手をどのように管理するつもりですか?
「代表であることに熱意が感じられない選手であれば、代表から外します」

―大まかな先発メンバーの枠組みは既に出来上がっていますか?
「チームについて概ね理解できたと思っています」

―監督はナイジェリアサッカー協会との間で5ヵ月間という短期契約を締結したわけですが、W杯で選手のモチべーションをどのように高めるつもりですか?
「ナイジェリア代表はW杯で好成績を収めるチャンスがあると思います。監督も選手も試合に勝てないと思ったら、W杯で勝利を収めることは期待できません。このレベルまできたらあとは、勝つためのみです」

―スウェーデン代表監督を8年間務められましたが、ナイジェリアに来る前、ナイジェリア代表を理解していましたか?
「2002年のW杯で、ナイジェリア代表はスウェーデン代表と同じクループでした。当時、私が率いていたスウェーデン代表が2-1で勝ち、ベスト16入りを果たしました。ナイジェリア代表は負けたわけですが、スーパーイーグルスは印象深いチームでした」

(取材・文 馬徳興・傅亜雨?殘・・・・詞・・・洫

▼関連リンク
W杯南アフリカ大会特集
全監督インタビューリスト
W杯最強ガイドブック
└最終登録メンバーにアップデータ付き

TOP