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清水が“和製アンリ”伊藤翔を獲得へ

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 清水エスパルスがフランス・グルノーブルのFW伊藤翔獲得へ乗り出していることが分かった。

 圧巻のスピードと181cmの長身を備え、中京大中京高(愛知)時代に各年代の日本代表に選出されていた伊藤は、複数のJクラブからの誘いを断って07年1月にグルノーブルへ入団。3年半の長期契約を結んでいたが、ケガや外国人枠の壁に阻まれ、フランス1部リーグでのプレーは今年5月5日のランス戦一試合だけ。契約満了する今夏の移籍を希望し、浦和や神戸、千葉、柏などが興味を示していた。

 スポーツ報知の報道によると、伊藤はMF小野伸二藤本淳吾らパス能力に優れた選手がおり、自らの能力を最大限に生かせる環境だと考えている清水入りに前向きだという。ただし、本格的な交渉はこれからということ。かつて“和製アンリ”と騒がれた大型ストライカーは今夏、過去にも噂にあがっていた国内復帰の願いを実現できるか。

(文 吉田太郎)

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