NZ大健闘、世界王者相手にドローのサプライズ
[6・20 10年W杯GL・F組 イタリア1-1ニュージーランド ムボンベラ]
10年W杯は20日、ムボンベラでGL・F組第2戦のイタリア-ニュージーランド戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。
イタリアは第1戦と同じ4-2-3-1システム。負傷したGKジャンルイジ・ブッフォンに代わり、フェデリコ・マルケッティが入った以外では第1戦と変わらない顔触れで、DFラインは右からジャンルカ・ザンブロッタ、ファビオ・カンナバーロ、ジョルジョ・キエッリーニ、ドメニコ・クリシート。中盤守備的な位置にダニエレ・デ・ロッシとリカルド・モントリーボ、右MFにシモーネ・ペペ、トップ下にクラウディオ・マルキジオ、左MFにビンチェンツォ・イアクインタが入り、1トップにはアルベルト・ジラルディーノとなっている。
対するニュージーランドは初戦と同じメンバーの3-4-3システム。GKがマーク・パストンで3バックは右からウィンストン・リード、ライアン・ネルセン、トミー・スミス。中盤はイバン・ビチェリッチとサイモン・エリオットを中央に、右がレオ・バートスで左がトニー・ロクヘッド。3トップはクリス・キレン、ロリー・ファロン、シェーン・スメルツとなっている。
試合は前半7分、ニュージーランドは左サイドのFKからサイモン・エリオットがゴール前にクロス。イタリア代表DFファビオ・カンナバーロがボールの処理を誤ると、シェーン・スメルツが見逃さずにつま先で押し込み、ニュージーランドが先制した。
その後はイタリアも反撃を開始。前半27分にはリカルド・モントリーボが強烈なミドルシュートを放つと、ボールは惜しくも左ポストに弾かれた。しかしその1分後、イタリアはPA内の競り合いからダニエレ・デ・ロッシがトミー・スミスに倒されPKを獲得。これをビンチェンツォ・イアクインタが確実に決めて同点とし、前半を折り返した。
後半に入るとイタリアはアルベルト・ジラルディーノとシモーネ・ペペに代えてアントニオ・ディ・ナターレとマウロ・カモラネージを投入。さらに同16分にはクラウディオ・マルキジオに代えてジャンパオロ・パッツィーニを投入し、全力で勝ち点3を取りに行く。
しかし、GKマーク・パストンを中心とするニュージーランド守備陣を最後まで崩せず、試合はそのまま引き分けで終了した。
未だ勝ち星が無い前回王者イタリアは、24日に行われる最終戦でスロバキアと決勝トーナメント進出を懸けて対戦。一方、F組の台風の目となっているニュージーランドは、こちらも同日に決勝トーナメント進出を懸けて首位パラグアイと対戦する。
<写真>ユニフォームを振り上げて喜ぶニュージーランドMFサイモ・エリオット
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(文 宝田雅樹)
10年W杯は20日、ムボンベラでGL・F組第2戦のイタリア-ニュージーランド戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。
イタリアは第1戦と同じ4-2-3-1システム。負傷したGKジャンルイジ・ブッフォンに代わり、フェデリコ・マルケッティが入った以外では第1戦と変わらない顔触れで、DFラインは右からジャンルカ・ザンブロッタ、ファビオ・カンナバーロ、ジョルジョ・キエッリーニ、ドメニコ・クリシート。中盤守備的な位置にダニエレ・デ・ロッシとリカルド・モントリーボ、右MFにシモーネ・ペペ、トップ下にクラウディオ・マルキジオ、左MFにビンチェンツォ・イアクインタが入り、1トップにはアルベルト・ジラルディーノとなっている。
対するニュージーランドは初戦と同じメンバーの3-4-3システム。GKがマーク・パストンで3バックは右からウィンストン・リード、ライアン・ネルセン、トミー・スミス。中盤はイバン・ビチェリッチとサイモン・エリオットを中央に、右がレオ・バートスで左がトニー・ロクヘッド。3トップはクリス・キレン、ロリー・ファロン、シェーン・スメルツとなっている。
試合は前半7分、ニュージーランドは左サイドのFKからサイモン・エリオットがゴール前にクロス。イタリア代表DFファビオ・カンナバーロがボールの処理を誤ると、シェーン・スメルツが見逃さずにつま先で押し込み、ニュージーランドが先制した。
その後はイタリアも反撃を開始。前半27分にはリカルド・モントリーボが強烈なミドルシュートを放つと、ボールは惜しくも左ポストに弾かれた。しかしその1分後、イタリアはPA内の競り合いからダニエレ・デ・ロッシがトミー・スミスに倒されPKを獲得。これをビンチェンツォ・イアクインタが確実に決めて同点とし、前半を折り返した。
後半に入るとイタリアはアルベルト・ジラルディーノとシモーネ・ペペに代えてアントニオ・ディ・ナターレとマウロ・カモラネージを投入。さらに同16分にはクラウディオ・マルキジオに代えてジャンパオロ・パッツィーニを投入し、全力で勝ち点3を取りに行く。
しかし、GKマーク・パストンを中心とするニュージーランド守備陣を最後まで崩せず、試合はそのまま引き分けで終了した。
未だ勝ち星が無い前回王者イタリアは、24日に行われる最終戦でスロバキアと決勝トーナメント進出を懸けて対戦。一方、F組の台風の目となっているニュージーランドは、こちらも同日に決勝トーナメント進出を懸けて首位パラグアイと対戦する。
<写真>ユニフォームを振り上げて喜ぶニュージーランドMFサイモ・エリオット
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(文 宝田雅樹)