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日本イレブン凱旋会見。本田「本当のトップクラスという国とは当たってない」

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 南アフリカW杯で、自国開催以外では初となる16強入りという快挙を成し遂げた日本代表が1日夕、関西国際空港から帰国した。

 岡田武史監督をはじめ、選手やスタッフらがロビーに現れると、駆け付けた約4200人のファンが暖かい声援&黄色い声援を送った。選手たちは一様に笑顔をみせファンの出迎えを喜んだ。

 なお、田中マルクス闘莉王は父親が病気のため、南アフリカからチームと離れてブラジルに向かい帰国はしなかった。指揮官や選手は到着後、近隣のホテルに移動して記者会見を行った。

以下、選手のコメント

●MF本田圭佑
―ベスト16に進出したW杯の感想は?
 「目標にたどり着けなかった悔しさのほうが大きいですね」
―W杯で得たものは?
 「悔しさというのが、それがまた自分を成長させてくれると思います」
―決勝トーナメントは無得点で敗れたが?
 「点が取れなかったのは攻撃陣の責任ですし、サッカーというのは、これだけ全員攻撃、全員守備というふうなことがあったとしても、根本は変わらないと思う。点が取れなかったのは残念に思います」
―W杯を振り返って?
 「まだまだ上に行けば行くほど、すごい相手とやれるチャンスがあった)榲・洛柱・膜・血・修箸い・颪箸賄・燭辰討覆l,修譴任瘡そ淑・卜呂虜垢箸いΔ里魎兇犬襪曚匹棒こΔ箸いΔ里篭・・辰燭任垢・い泙世泙世笋蕕覆い箸い韻覆い閥・・兇犬・・n
―印象に残ったシーン?
 「無いですね」
―選手はチームワークのことをみんな言っていますが?
 「ワールドカップ前は結果が出なくて、仲間と言っても、あくまでも仲良しこよしの集団では無いので、結果が出てないと雰囲気も悪くなる。たった一回のカメルーン戦の勝利で雰囲気が変わる、全員がいい方向に向いた。1試合勝つことの力を感じた」
―今後に向けて?
 「この敗戦をね、この悔しさを、またつなげていくというモチベーションで、今、僕はいます」
―サポーターへメッセージを。
 「本当に残念な結果というところに関しては言うことばはほかにない。あとは本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」

●GK川島永嗣
「本当に突然きたチャンス。相手がどこだろうとやってやろうと思ってた。自分としてはそういう(世界の強い)相手とやるためにいままでやってきた。1試合が自分にとって大きな財産。1つを選ぶのは難しい。自分たちの力で予選を突破できて、みんなで喜べてよかった」

●MF長谷部誠
 「現地で熱い応援を送ってくれたサポーターのみなさん、ありがとうございました。こんな名ばかりのキャプテンはいなかった。すばらしいチームワークだった。もっとこのチームでやりたかった。岡田監督とはまた飲みに行きたい」

●MF遠藤保仁
 「充実してた。結果としてまだ上に行きたかったので悔しい気持ちと、このチームでもっとやりたかった気持ちがある。まだまだ貢献できた)夕・箸發気蕕棒・垢靴討い④燭l,泙申个燭l〆2鵑麓虍・里笋衒・鬚舛腓辰畔僂┐燭世韻・ぢ腓④・僂┐震・任呂覆l・n

●MF松井大輔
 「ここまで来られると日本の皆さんも思ってなかったと思う。帰ってきてホッとしてるし、早く休みたい。得点したかったのが本音。今は課題というより体を休めて、僕は移籍があるのでしっかり考えたいと思う。(方向性について)まだ分かってないので、代理人と話したいと思う。言葉については僕自身の幅が広がるし、経験になる。W杯を経て前から来ていたチームもあったが、各クラブの上の人も見てくれたことで、増えたのは事実であって、よかったです。京都で練習したいが、実家に帰れば騒ぎが大きくなるし、短い期間帰りたい」

●DF長友佑都
 「大きなプレッシャーを楽しめるようにと思ってやっていた。今回届かなかった目標(ベスト4)は次のW杯に。そのためには個人のレベルアップが必要。自分のプレーを、ベストを尽くすことだけを考えていた」

●GK川口能活
 「ベスト16止まりで残念だった。出てる選手、出てない選手もすべてが100%力を出して戦った。自信や手応えをつかんだが、まだやることはたくさんある。このチームでもっとやりたかったが、クラブに戻ってさらに飛躍しなければいけない。Jリーグでも熱い声援、厳しい意見をいただき、ともに日本サッカーを強くするべき。それを感じた大会でした」

●MF阿部勇樹
 「あんまり頭で考えてもどうしようもないので、やってるときは無我夢中でした。どうだったかというのは、数日たったら振り返られると思います」

●FW大久保嘉人
 「すごい経験できたので、この経験をJリーグでぶつけられたらいいのかな、と思う。まずは休みたい。神戸のことは今はちょっと。(まず何をしたい)刺身を食べたいっすね。1週間ほど。ゆっくり休みたい。そうしたら自然とサッカーしたくなる。今までで一番走ったし、これ以上走ることがないんじゃないかな、と思うくらい走った。限界が無いのかというくらい走れて、自信がついた。Jでやればもっと点が取れるんじゃないかと」

●DF中澤佑二
 「今のチームは勝ったからよかった。勝つか負けるかが非常に大きかった。これからはJリーグが始まるけど、スタジアムに足を運んでほしい。この瞬間だけじゃなくて、今後も盛り上げていきたい。4年後のことはわかりません。今の代表が何人残るか分からないし。戦術によっても変わるだろうし、こういう戦い方をするならば、ある程度はいい仕事が出来ると思う」

●MF中村憲剛
 「空港がパニックでびっくりした。浦島太郎のようだった。こんなに盛り上がっていると思わなくて、これを一過性にしないでJリーグに生かしたい」

●FW岡崎慎司
 「途中交代で点ほしかった。そう思ってたら圭佑から来た。あんなに決めるのに緊張したことはなかった。それよりも点が決められなかったのがたくさんあった。もっと得点能力を上げていかないといけない」

●FW矢野貴章
 「厳しい環境の中で頑張って行けた。もっと国際舞台で戦っていきたい。絶対的にそういう経験が足りない。もっと厳しい試合をやりたい。代表でもクラブでもどこいっても、誰にも負けないという気持ちでやりたい」

●FW玉田圭司
 「悔しいです。それしかないでしょう」

●GK楢崎正剛
 「悔いはないですね」

●DF内田篤人
 「今まで試合に出ることが普通だった。今、心の底から出たい気持ちが沸いている。この経験を無駄にしたくない」

※一部選手で会見でコメントしていない選手がございます。ご了承ください。

(取材・文 FBN)

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