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新卒ルーキー“中間チェック”[J2編]

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 2010年のルーキーたちは、どれだけ頑張っているのか。ゲキサカではこのほど、今年加入した新卒ルーキー選手の成績をまとめました。若手選手にも注目して、これからのJリーグ観戦を楽しみましょう。

※成績はリーグ戦のみで、J2第18節終了時(7月19日現在)のもの

<札幌>
●MFパク・ジンス(高麗大)
1試合出場(先発1)0得点
(寸評)
「韓国U-19の選出歴もある長身ボランチ。出場は1試合のみだが、12節以降はメンバー入りの機会も増えている。今後に期待」

<水戸>
●GK小野博信(中央大)
0試合出場0得点
(寸評)
「出場は無いものの、8試合においてメンバー入り。まずはセカンドキーパー定着をめざしたい」

●DF藤川祐司(神奈川大)
17試合出場(先発17)0得点
(寸評)
「開幕から現在まで、全試合先発フル出場。DFながら積極的な攻撃参加で、チームに欠かせぬ存在となりつつある」

●DF作田裕次(筑波大)
17試合出場(先発17)2得点
(寸評)
「開幕から現在まで、全試合先発フル出場。第8節の札幌戦では2得点を挙げた。大卒ルーキーが活躍する水戸を象徴する働きをみせている」

●MF村田翔(中央大)
17試合出場(先発16)0得点
(寸評)
「開幕から現在まで、全試合出場中。第14節以降、後半途中での交代が増えつつある。コンディションを戻し、再び運動量あるプレーをみせたい」

●MF大塚翔太(筑波大)
9試合出場(先発1)0得点
(寸評)
「持ち前の技術を活かし、ここまで9試合に出場中。攻撃面に定評がある選手だけに、今後は得点に絡む活躍がしたい」

●MF西岡謙太(関西大)
13試合出場(先発11)0得点
(寸評)
「開幕戦で先発フル出場を果たし、コンスタントな活躍をみせている。ここ数試合、試合から遠ざかっていたが、前節で再び先発復帰を果たした」

●FW常盤聡(東京農業大)
5試合出場(先発2)0得点
(寸評)
「得点が欲しい時間帯での出場が目立つが、ここまでは無得点。早くゴールを決め、先発FWの座を奪取したい」

<栃木>
●DF宇佐美宏和(関西大)
0試合0得点
(寸評)
「果敢なオーバーラップが持ち味のSBだが、ここまでの出場はなし。練習からアピールし、まずはメンバー入りをめざす」

●MF杉本真(拓殖大)
13試合出場(先発13)2得点
(寸評)
「第4節でデビューすると、チャンスをものにし、先発へと定着。ここまで2得点を挙げている」

●MF小野寺達也(拓殖大)
2試合出場(先発2)得0点
(寸評)
「なかなか出場機会に恵まれない。数節だがメンバー入りは果たしているだけに、まずは練習からアピールし、毎試合でのメンバー入りをめざしたい」

●FW船山貴之(流通経済大)
2試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「ここまで2試合途中出場の機会があったが、得点を奪うことは出来なかった。数少ないチャンスにゴールで答え、先発FWの座を狙う」

<草津>
●MF山田晃平(大阪経済大)
12試合出場(先発3)0得点
(寸評)
「野洲高出身で05年の選手権優勝メンバーも、先発ではなく途中から投入されることが多い。“セクシーフットボール”で培った技術を武器に、今後の活躍に期待がかかる」

<千葉>
●GK佐藤慎之介(日本航空高)
0試合出場0得点
(寸評)
「187cm、85kgの大型守護神もここまでの出場はゼロ。まずは練習でアピールし、セカンドキーパーの座へ定着したい」

●MF伊藤大介(順天堂大)
1試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「中盤の選手層が厚いチーム状況下、出場機会に恵まれなかったが、第18節でようやくデビュー。いきなりFKのキッカーも務めるなど監督からの期待は高いようだ」

●FW戸島章(成立学園高)
0試合出場0得点
(寸評)
「U-18日本代表候補もここまでの出場はゼロという厳しい状況。190cmの高さと持ち前の技術を武器に、首脳陣へアピールの日々が続く」

<柏>
●GK川浪吾郎(柏U-18)
0試合出場0得点
(寸評)
「U-18日本代表のGKも、チームでは出場機会を得られていない。菅野と桐畑の二大守護神に割って入るため、練習に励む」

●DF渡部博文(専修大)
0試合出場0得点
(寸評)
「空中戦の強さが持ち味のDFだが、メンバー入りもわずか3試合と出場機会には恵まれない日々が続いている」

●MF茨田陽生(柏U-18)
10試合出場(先発5)2得点
(寸評)
「昨季、2種登録され、今季はここまで2得点とJリーグでも十分に戦えることを見せているU-18日本代表のMF。今後は先発定着をめざす」

●FW田中順也(順天堂大)
11試合出場(先発9)3得点
(寸評)
「昨季から特別指定選手に登録。今季は開幕戦以降5試合、メンバーから外れていたが、ここにきて復調の兆しを見せている」

●FWエフライン・リンタロウ(中京高)
0試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「日系ブラジル人で入団時は『将来は日本代表になりたい』と話していたが、悔しくもここまでの出場はゼロ。ボールタッチの巧さ、能力は高いだけに、今後の活躍が期待される」

<東京>
●DF高橋祥平(東京Vユース)
5試合出場(先発1)0得点
(寸評)
「昨年、一足先にプロA契約を結んだ高橋だが、ここまでの先発出場はわずか1。今後は先発定着をめざした活躍が期待される」

●DF福井諒司(福岡大)
1試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「昨年度のインカレ王者・福岡大から入団した快速サイドバックも、出場は開幕戦のみのわずか1。練習から再びアピールし、ますはメンバー入りをめざす」

●FW阿部拓馬(法政大)
5試合出場(先発1)1得点
(寸評)
「第13節以降コンスタントにメンバー入りを果たすと、17節の富山戦で決勝弾を決めた。今後もチャンスをものにし、出場時間を増やしていきたい」

●FW高木俊幸(東京Vユース)
16試合出場(先発7)2得点
(寸評)
「開幕戦から5試合連続で先発出場を果たすと、第8節には途中出場からゴールを奪った。今後の活躍にも期待がかかる選手だ」

●MF海老澤宏樹(尚美学園大)
0試合出場0得点
(寸評)
「ここまでメンバー入りの機会も無く、厳しい日々が続いている。今後練習でのアピールを重ね、まずはベンチ入りを果たしたい」

<横浜FC>
●MF橋村祐太(横浜FCユース)
0試合出場0得点
(寸評)
「横浜FCの下部組織出身でテクニックに優れるMFだが、出場機会は得られていない。フィジカルで敵わない相手にも対抗する術を身につけ、メンバー入りを目指す」

<甲府>
●MF柏好文(国士舘大)
3試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「第8節、途中出場でデビューを果たすと、その後はコンスタントにメンバー入り。今後、出場機会を増やしていきたい」

<富山>
●GK内藤圭佑(国士舘大)
0試合出場0得点
(寸評)
「身体能力に優れたGKだが、ここまでの出場はない。今後練習からアピールし、まずはセカンドキーパーの座へ定着をめざしたい」

●DF吉井直人(大阪学院大)
0試合出場0得点
(寸評)
「DFならばどこのポジションもこなせる選手だが、出場機会に恵まれず、未だデビューは果たせていない」

●MF森泰次郎(富山一高)
0試合出場0得点
(寸評)
「地元である富山一高出身のMF。ここまで出場はゼロと厳しい状況だが、まずはフィジカルで負けないためにも練習に励み、メンバー入りをめざす」

●FW平野甲斐(びわこ成蹊スポーツ大)
1試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「08年には関西大学リーグでアシスト王に輝いたが、未だ出場は途中出場した1試合のみ。少ないチャンスをものにし、再びメンバー入りをめざす」

●FW関原凌河(横浜FMユース)
0試合出場0得点
(寸評)
「第2節でメンバー入りするも、直後に全治2ヵ月の故障を負った。その後、メンバー入りからも遠ざかっている。復活に期待」

<岐阜>
●GK村尾龍矢(宮崎産業経営大)
0試合出場0得点
(寸評)
「開幕からここまで全試合でメンバー入り。セカンドキーパーとしての座には定着した。今後は先発GKをめざしてアピールしていく」

●DF山内智裕(東海学園大)
5試合出場(先発2)0得点
(寸評)
「昨季から特別指定選手として登録されていた。5月末に全治3週間の故障をし、その後メンバー入りは果たせていない。今後の復活に期待したい」

●DF村上一樹(広島大)
0試合出場0得点
(寸評)
「広島大、初のJリーガーとして入団。広島大大学院工学研究科を休学し、チームへと所属している状況で、ここまでの出場はゼロというのは悔しいはずだ(概・亡鋿圓靴燭l・n

●DFフラビオ・ペレイラ(渋谷教育幕張高)
0試合出場0得点
(寸評)
「出場機会に恵まれていないが、出身校OBの闘莉王に似ているという負けず嫌いな面を前面に出し、まずはメンバー入りを目指す」

●FW朴基棟(崇実大)
3試合出場(先発1)0得点
(寸評)
「191cmの長身FWも第9節以降はメンバー入りから遠のいている。持ち前の強さを武器に、再びメンバー入りを果たしたい」

●FW阪本一仁(鹿児島実高)
4試合出場(先発3)0得点
(寸評)
「第13節に後半から途中出場を果たすと、その後3戦連続で先発出場。高卒ルーキーながら着実に先発定着への道を歩んでいる」

<岡山>
●MF仏楙綾笨仏楙綾礙10593)(立命館大)
5試合出場(先発5)0得点
(寸評)
「開幕戦でデビューを飾り、先発出場を重ねるも、第6節で左鎖骨骨折、全治3ヵ月の故障を負った。16節で復帰し、現在は、再び先発定着をめざしている」

●MF宮田直樹(立正大)
2試合出場(先発2)0得点
(寸評)
「開幕戦からメンバー入りを果たすが、なかなか出場機会には恵まれず。少ないチャンスをものにし、先発へと定着したい」

<徳島>
●GKオ・スンフン(湖南大)
0試合出場0得点
(寸評)
「メンバー入りができない日々が続いていたが、第13節以降はセカンドキーパーとしてベンチ入り。このチャンスをものにしたい」

●FW岡卓磨(徳島ユース)
0試合出場0得点
(寸評)
「ここまでメンバー入りも無く、厳しい状況だが、練習試合で得点を挙げ、コツコツとアピール中。メンバー入りをめざす」

<愛媛>
●MF東浩史(阪南大)
0試合出場0得点
(寸評)
「09年度阪南大の主将もメンバー入りすることなく、ここまでの試合を終えている。168cmと小柄ながら持ち前の技術を武器にアピールし、まずはベンチ入りを果たしたい」

●FW岡本剛史(愛媛ユース)
0試合出場0得点
(寸評)
「昨季、一足早く8月にはデビューを飾っているが、その後出場機会は得られていない。根っからの愛媛育ちのストライカーとして意地でも先発出場を果たしたいところだ」

<福岡>
●DF宮路洋輔(福岡大)
10試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「09年度総理大臣杯王者・福岡大の主将。第8節でベンチ入りすると、その後コンスタントに出場機会を獲得。第13節にはロングスローから決勝点を演出した。今後の活躍にも期待がかかる選手だ」

●DF孫正倫(福岡U-18)
0試合出場0得点
(寸評)
「下部組織出身のDF。持ち前の正確なクロスとスピードに磨きをかけ、まずはメンバー入りを果たしたい」

●MF末吉隼也(福岡大)
15試合出場(先発15)0得点
(寸評)
「開幕戦、先発フル出場でデビューを飾ると、その後もコンスタントに出場を重ねてきた。FKのキッカーを務めるなど、チームに欠かせない一員となりつつある」

●FW吉原正人(福岡U-18)
4試合出場(先発0)0得点
(寸評)
「開幕から3試合連続で途中出場を果たし、スーパーサブとしての役割が期待されたが、得点は挙げられず。7月13日には左膝前十字靱帯損傷の怪我を負い、全治6カ月と診断された。1年目は厳しいシーズンとなりそうだ」

<北九州>
新卒獲得者なし

<鳥栖>
●DF呂成海(漢陽大)
13試合出場(先発13)0得点
(寸評)
「第2節以降先発出場を果たしていたが、6月12日の試合で頭蓋底骨折、気脳症、脳挫傷という全治2ヵ月の大怪我を負い、現在はリハビリ中と状況が心配される。一日も早く元気にピッチを走る姿が見たい」

●MF藤田直之(福岡大)
16試合出場(先発16)1得点
(寸評)
「前節を除き、ここまで全試合先発出場。愛媛戦ではFKを直接決め、先制点を挙げている。しっかりと先発にも定着しており、今後の活躍にも期待が出来る選手だ」

●MF金民友(延世大)
17試合出場(先発17)4得点
(寸評)
「ここまで全試合出場中のルーキー。6月にはロンドン五輪を目指すU-21韓国代表候補にも選出された。このままチームでの活躍を続ければ、五輪出場も遠くない」

<熊本>
●GK三浦天悟(名古屋U-18)
0試合出場0得点
(寸評)
「開幕戦から現在まで、メンバー入りもゼロと厳しい状況。チームには南という絶対的守護神がいるため、先発の座は甘くない。まずは練習からアピールしていきたい」

●MF加藤健太(大阪学院大)
0試合出場0得点
(寸評)
「ここまで5試合でベンチ入りを果たしてきたが、試合出場までは、あと一歩届かず。U-14~16日本代表に招集経験もあり、持ち前の運動量は折り紙つき。早期デビューを果たしたい」

●FW岡村和哉(大阪学院大)
0試合出場0得点
(寸評)
「出場ゼロ、メンバー入りも1試合のみと、出場機会に恵まれない。180cmの身長を活かしたプレーで、首脳陣にアピールし、まずはメンバー入りをめざす」

●FW笹垣拓也(浜名高)
0試合出場0得点
(寸評)
「09年にはプリンスリーグ東海2部で得点王となったFWだが、ここまでの出場はなしと厳しい状況。初戦以降、ベンチからも遠ざかっている。練習からゴールでアピールしていきたい」

<大分>
●DF刀根亮輔(大分U-18)
15試合出場(先発15)2得点
(寸評)
「U-18日本代表候補にも選ばれている刀根は、チームでも好調を維持。ヘディングから、2得点を挙げるなど、攻守に渡りチームに貢献。今後の活躍も期待される」

●MF内田昂輔(立命大)
8試合出場(先発6)0得点
(寸評)
「第8節から現在まで全試合メンバー入りを果たすと、15節から18節まで先発フル出場している。少ないチャンスをものに、先発定着した形、今後はゴールも狙いたい」

●MF姜成浩(朝鮮大)
16試合出場(先発15)0得点
(寸評)
「開幕戦に先発出場でデビューを果たすと、その後も全試合でメンバー入り。大卒ルーキーながらチームの即戦力となった。U-20北朝鮮代表候補にも選出されている期待のMFだ」

以上

※J1編は23日に掲載します。

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