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鹿島vs新潟 試合後の選手コメント

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[7.27 J1第15節 鹿島2-2新潟 カシマ]

 J1第15節は27日、各地で3試合を行い、カシマスタジアムでは鹿島アントラーズアルビレックス新潟が対戦。新潟は前半ロスタイム、FW矢野貴章の今季初ゴールで先制すると、後半10分にFWマルキーニョス、同29分にFW大迫勇也にゴールを許し、一時は逆転されたが、同35分に途中出場のMF三門雄大がJ初ゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。
以下、試合後の選手コメント

<鹿島>
●FW大迫勇也
「試合の入り方が悪くて、いい流れでいけなかった。いい形で点を取れたけど、試合の締めの部分でしっかり締められなかった」
―中2日の影響は?
「それは相手も一緒。そこは何も言い訳にならない」
―得点も決めたが?
「決められてホッとしたけど、勝てなかったので意味ない」
―今季2点目だが?
「決めるところを決めていけば、もっと点数は増えていくと思うし、しっかり練習していきたい」
―首位はキープしたが?
「勝てる試合だったので、勝ちたかった」
―ゴールの場面では冷静にGKをかわしたが?
「勝てればよかったけど、勝てなかったので」
―リーグ戦では最長の82分間プレーしたが?
「点を決めれば、出場時間も伸びていく。これからもしっかり結果を出していきたい」
―次節に向けては?
「(興梠)慎三さんがどうか分からないけど、僕が出られるならチームがしっかり勝てるように貢献したい」

●MF本山雅志
―2-2という結果は?
「ホームだったので勝ちたかった」
―ホームでは初出場となったが?
「まだ100%のコンディションじゃない。もっといいコンディションにして、チームが勝てるように貢献したい」
―監督の指示は?
「相手は2ボランチになっていたけど、その背後でボールを受けて、細かくつないでいくように言われた」
―アシストの場面は?
「ボールを持ったときにどうやってゴールまでたどり着くか考えて、大迫がすごくいい動き出しをして、DFも見てなかった」
―不運な失点もあったが?
「体を張っての失点なので。よけて入れられるよりはいい。最後の2点目も見合ったところがあったけど、こういうこともある。それがサッカーだと思う。勝ち点3がほしい試合で、残念だったけど、次もゲームがある。今日は引き分けだったので、次は絶対に勝たないといけない。勝って清水と戦いたいので、しっかり調整していきたい」

<新潟>
●FW矢野貴章
―今季初ゴールとなったが?
「なかなか点が取れなくて苦しかったけど、こうやって入って非常にうれしい」
―一度逆転されても追い付いた。
「選手がみんな自信を持ってプレーしている。先制点を取られても逆転勝ちする試合もしているし、逆転されてもだれもあきらめず、得点を狙いにいった結果だと思う。ただ、先制点を取っただけに、引き分けになったのは個人的に悔しい。攻め込まれる時間で耐えることも大事」
―鹿島には昨季2連勝したことで自信があった?
「それもあるし、ここ最近の戦い方を見ていても、自信を持ったプレーをしている」
―9試合負けなしとなったが?
「でも今日みたいな試合を勝ち切ることが上に行くには大事」
―次はF東京戦だが?
「次はホームでできるし、次こそ勝ち点3を取りたい。F東京は攻守の切り替えが早いチーム。うちもそういうところは負けないようにしたい」
―ゴールは右足のアウトサイドだったが?
「もう少しインステップに当てるつもりだったけど、ボールを奪った時点でシュートを打とうというイメージはあった」
―15試合目で初ゴールとなったが?
「長かったですね。もっと簡単な場面もたくさんあったと思いますけど」
―これで吹っ切れる?
「点を取ってないときと比べたら、だいぶ楽になったと思う」
―苦しかった?
「苦しかったというか、点を取らないといけないと思っていた。試合に出て点を取ることが自分の仕事という思いは毎試合あった。チームが勝つことが大事だし、その中で自分も得点を重ねていくことを意識したい」

●MF三門雄大
「先制点が取れて、いい流れで前半が終わったけど、追い付かれて逆転されて、苦しい展開になった。自分が出て追い付くことができて、負けずに次につながる試合ができてよかった」
―プロ初ゴールとなったが?
「ずっと点を取りたいと思っていたし、実際に取れて感極まるかと思ったけど、意外と普通で…。まだまだ時間があったし、逆転しようと、そっちに気持ちがいっていた」
―途中出場だったが、意識したことは?
「前半は小林さんがボランチをひとりでやっていて、運動量が多くて疲れているだろうと思って自分がケアして。監督からも“どんどんシュートを打て”と言われていたし、カウンターで相手の戻りが遅いときもあったけど、チャンスだと思っていた」
―得点シーンは?
「マルシオが持ったときはいつも狙っている。最近は前に顔を出す場面が少なかったけど、今日はどんどん前に行こうと思っていた。自分の良さが出せたのかなと思う。途中で(矢野)貴章さんが触って裏に抜けてきた。信じて走れば、こういうことが起きる。夏場は信頼関係が大事。これからも信じて走っていきたい」
―理想の初ゴールの形とは違った?
「ごっつぁんでもミドルシュートでも、なんでも取れればゴールはゴール。初ゴールは全部の形が理想です」

●DF千葉和彦
「勝ちたかった試合だけど、一度は逆転された中でよく追い付いた。引き分けで御の字だと思う。今日はワンボランチだったけど、すごくやりやすかった」
―通算100試合目の出場となったが?
「100試合で勝ちたかったけど、もっと長くできるようにやっていきたい。次の101試合目は勝ちたい」

(取材・文 西山紘平)

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