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J2独走の柏は開幕から19戦連続負けなしも、3戦勝ちなしにがっくり

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[8.1 J2第20節 徳島1-1柏 鳴門大塚]

 柏レイソルが徳島に1-1で、3試合連続引き分けとなった。それでも首位はキープし、開幕からの不敗記録も19試合に伸ばした。

 ともに攻守でアグレッシブに戦い、スコアが動かなかった。柏は普段どおり中盤を作って攻め込み、徳島は守ってからのカウンター徹底した。前半は0-0で折り返し、後半はやや柏が押したが、徳島が粘りを見せる。それでも後半25分、ようやく柏が均衡を破った。レアンドロ・ドミンゲスのパスに、DFパク・ドンヒョクがヘディングシュート。柏が先制点を奪った。

 しかし、ホームの徳島が奮闘。後半36分、途中出場のFW佐藤晃大にヘディングシュート決められ、1-1の同点に追いつかれた。試合はそのまま1-1で引き分けた。

 柏によると、ネルシーニョ監督は「試合前から相手は守備的に来るだろうと選手たちに話していたが、予想していた通りの試合展開になった。徳島は守備を固めてから、我々のミスからカウンターを狙い、ピンチを招く試合になってしまった」と3試合連続の引き分けを悔やんだ。

 ゴールを決めたパクも失点をして悔しそうで、「厳しい暑さもあってみんな体力的に厳しい中、それでも負けられないという気持ちを前面に出して戦った。全員で頑張ったと思うが、勝ち切れなかったのはとても残念です」とコメントしている。

(文 近藤安弘)

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