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[全国総体]市立船橋がV報告会出席、市長から「選手権で優勝することが使命」の強烈ゲキ

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 平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」で史上最多7度目の優勝を果たした市立船橋高(千葉)が20日、地元・船橋市の船橋市役所で開催された優勝報告会に出席した。

 1月の高校選手権準優勝の青森山田(青森)や同優勝の山梨学院(山梨)、そして決勝で戦った滝川二(兵庫)など強豪を突破して堂々の全国制覇。その報告会場には市役所職員や地元のファンら100人以上が駆けつけてイレブンを祝福した。
 壇上に上がった優勝メンバー17名はひとりひとり紹介され笑顔を見せていたが、挨拶した藤代孝七市長は「60万人の(船橋)市民がよくやった、と思っているけれど、選手権で優勝することが(市立船橋サッカー部の)使命だと思っている。頑張ってほしい」と強烈なゲキ。喜びもつかの間、常勝軍団はさらなる勝利を求められていた。

 チームも総体直後から石川遠征を行うなど今後の戦いへ向けた準備をすでにスタート。この後、名古屋遠征などを経て9月4日に開幕する高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権に臨む。石渡靖之監督は、船橋市への感謝を口にしたほか「インターハイでは選手は集中力を切らすことなく力を発揮してくれたと思う。次は高円宮杯という大きな舞台へ向けてチームを整備して応援してもらう機会をつくりたい」。そしてCB平尾優頼主将は「インターハイでは優勝という結果を船橋市民の皆さんに届けられて満足している。この後高円宮杯と選手権でいい結果を出せるように頑張る」と力をこめた。

(取材・文 吉田太郎)

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