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前メキシコ監督のアギーレ氏が浮上。フェルナンデス氏も含め、原委員長「候補か候補でないかは答えられない」

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 日本代表の新監督候補に、南アフリカW杯のメキシコ代表を率いたハビエル・アギーレ氏が浮上していることが分かった。
 24日付のサンケイスポーツによると、メキシコ紙「ラ・クロニカ」(電子版)が報じたようで、同氏の長男のミケル・アギーレ氏が、日本協会から「父を代表監督に」と打診する電話連絡が入ったことを明言した。ハビエル・アギーレ氏は欧州で休暇中で、ミケルさんによると、日本側と会談を持つことを約束したという。
 これまで、すでに破談したバルベルデ氏のほか、スペイン人でサラゴサやベティス、ポルトの監督を歴任したビクトル・フェルナンデス氏や、ラシン、A・マドリー、マジョルカの監督を歴任したグレゴリオ・マンサーノ氏ら複数の名前が挙がった。
 これについて日本サッカー協会の原博実強化担当術委員長は24日、「現段階ではコメントできない。そうです、違いますと言うと、いろんなところから、いろんな話がで出てくるのでちょっとコメントできない。具体的な名前に関して候補か候補でないかは答えられないです」と言葉を濁した。
 とはいえ、フェルナンデス氏は最初に交渉に当たった最有力リストの3人に入っていたとされる人物。原委員長は正式交渉を行いながら破談になった2人、前R・マドリー監督のマヌエル・ペジェグリーニ氏、エスパニョールやビジャレアルの監督を歴任し、今季からオリンピアコスの監督を務めるエルネスト・バルベルデ氏については名前を公表したが、フェルナンデス氏は挙げておらず、まだ交渉継続者の中に含まれている可能性がある。
(取材・文 近藤安弘)

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