指宿“衝撃”の2発!U-19日本代表が清水サテライトに4-0勝利!!
[9.26 練習試合 U-19日本代表 4-0 清水サテライト 三保G]
U-19日本代表がアジアユースへ弾みの4発勝利! 11年U-20W杯の出場権を懸けたAFC U-19選手権(アジアユース、中国)に出場するU-19日本代表が26日、静岡市内で清水エスパルスのサテライトメンバーと練習試合(30分2本)を行い、FW指宿洋史(CEサバデルFC、写真)の2ゴールなどにより、4-0で快勝。10月4日の初戦(対UAE)前最後の実戦を手ごたえ十分の内容で終えた。(※出場メンバー&布陣はコチラ)
前日25日に行われたJ1第24節で名古屋と対戦している清水は控え組で試合に臨んだが、それでも元日本代表CB青山直晃やMF伊東輝悦、SB児玉新、MF大前元紀ら実力者揃いのメンバー。その清水ゴールに194cmストライカーの“衝撃”の一撃が突き刺さる。1本目20分、右クロスのこぼれ球を拾ったMF藤田息吹(慶應義塾大)が前線へはたく。清水・青山を背負った状態でこのパスを呼び込んだ指宿は、奪いにきた青山の股間にボールを通す圧巻のターンで前を向くと、すぐさま左足を一閃。豪快なシュートをゴール右隅へと突き刺した。
スタンドを埋め尽くした観客からどよめきの声も上がったほどのスーパーゴール。「スペインでもやっている得意のプレー。DFが取りに来たのでターンしてかわして打った」と振り返った指宿は、2本目3分にも相手のミスに乗じてボールを奪うと、追走するDFをねじ伏せながら右斜め前方へ突進し、そのまま右足でゴールを破った。
インパクト十分の活躍を見せた指宿ら攻撃陣だけでなく、ディフェンス面でも成果のあったU-19代表。「プレスによくいっていたし、失点しなかったのはよかった」と主将のMF六平光成(中央大)が振り返ったように、守備陣の粘り強い対応も大きかった。1本目8分には清水FW伊藤翔のスルーパスからFW長沢駿に抜け出されたものの、GK中村隼(836)(山形)がビッグセーブ。24分にはFW原一樹がゴール至近距離から放ったシュートを嘉味田が反応よく触り、ゴールライン直前でCB寺岡真弘(関西大)がスーパークリアを見せるなど、しぶとくゴールを守り抜いた。
逆に2本目7分には右サイドのゴールライン際でキープした指宿からの折り返しをMF小林祐希(東京Vユース)が右足シュート。GK山本海人が弾いたところをFW杉本健勇(C大阪)が詰めてリードを3点へ広げる。とどめは試合終了間際。相手GKへのミスパスを途中出場のFW永井龍(C大阪)が詰め、最後は同じく途中出場の平出涼(F東京)が左足でゴールへと流し込んだ。
AFC U-19選手権へ向け「隙の戦いをしなければならない」と布啓一郎監督が掲げるとおり、ミスなく、逆に相手のミスを逃さなかったU-19代表。Jクラブ相手に内容、結果の伴った戦いをして見せた。Jリーグ、国際経験十分のFW宇佐美貴史(G大阪)は「個人個人では前回(準々決勝敗退した08年)のメンバーより能力の高い選手がいると思う。あとはみんなで力を合わせて、いい方向へ向いていければ。世界大会に出たい」。前回大会では準々決勝で韓国に敗れ、8大会ぶりにU-20W杯出場を逃したが、今回は絶対に世界切符を掴み取る。
(取材・文 吉田太郎)
U-19日本代表がアジアユースへ弾みの4発勝利! 11年U-20W杯の出場権を懸けたAFC U-19選手権(アジアユース、中国)に出場するU-19日本代表が26日、静岡市内で清水エスパルスのサテライトメンバーと練習試合(30分2本)を行い、FW指宿洋史(CEサバデルFC、写真)の2ゴールなどにより、4-0で快勝。10月4日の初戦(対UAE)前最後の実戦を手ごたえ十分の内容で終えた。(※出場メンバー&布陣はコチラ)
前日25日に行われたJ1第24節で名古屋と対戦している清水は控え組で試合に臨んだが、それでも元日本代表CB青山直晃やMF伊東輝悦、SB児玉新、MF大前元紀ら実力者揃いのメンバー。その清水ゴールに194cmストライカーの“衝撃”の一撃が突き刺さる。1本目20分、右クロスのこぼれ球を拾ったMF藤田息吹(慶應義塾大)が前線へはたく。清水・青山を背負った状態でこのパスを呼び込んだ指宿は、奪いにきた青山の股間にボールを通す圧巻のターンで前を向くと、すぐさま左足を一閃。豪快なシュートをゴール右隅へと突き刺した。
スタンドを埋め尽くした観客からどよめきの声も上がったほどのスーパーゴール。「スペインでもやっている得意のプレー。DFが取りに来たのでターンしてかわして打った」と振り返った指宿は、2本目3分にも相手のミスに乗じてボールを奪うと、追走するDFをねじ伏せながら右斜め前方へ突進し、そのまま右足でゴールを破った。
インパクト十分の活躍を見せた指宿ら攻撃陣だけでなく、ディフェンス面でも成果のあったU-19代表。「プレスによくいっていたし、失点しなかったのはよかった」と主将のMF六平光成(中央大)が振り返ったように、守備陣の粘り強い対応も大きかった。1本目8分には清水FW伊藤翔のスルーパスからFW長沢駿に抜け出されたものの、GK中村隼(836)(山形)がビッグセーブ。24分にはFW原一樹がゴール至近距離から放ったシュートを嘉味田が反応よく触り、ゴールライン直前でCB寺岡真弘(関西大)がスーパークリアを見せるなど、しぶとくゴールを守り抜いた。
逆に2本目7分には右サイドのゴールライン際でキープした指宿からの折り返しをMF小林祐希(東京Vユース)が右足シュート。GK山本海人が弾いたところをFW杉本健勇(C大阪)が詰めてリードを3点へ広げる。とどめは試合終了間際。相手GKへのミスパスを途中出場のFW永井龍(C大阪)が詰め、最後は同じく途中出場の平出涼(F東京)が左足でゴールへと流し込んだ。
AFC U-19選手権へ向け「隙の戦いをしなければならない」と布啓一郎監督が掲げるとおり、ミスなく、逆に相手のミスを逃さなかったU-19代表。Jクラブ相手に内容、結果の伴った戦いをして見せた。Jリーグ、国際経験十分のFW宇佐美貴史(G大阪)は「個人個人では前回(準々決勝敗退した08年)のメンバーより能力の高い選手がいると思う。あとはみんなで力を合わせて、いい方向へ向いていければ。世界大会に出たい」。前回大会では準々決勝で韓国に敗れ、8大会ぶりにU-20W杯出場を逃したが、今回は絶対に世界切符を掴み取る。
(取材・文 吉田太郎)