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仙台が1億円以上の黒字を計上

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 ベガルタ仙台が今年2-7月で1億3500万円の黒字を計上したことが分かった。29日の河北新報が報じた。

 仙台市内で28日に取締役会を開き、2010年7月の中間決算(2-7月)を報告。入場料、広告料など営業収入は計画を下回ったが、支出を抑えたため、1億3500万円の黒字となった。年間ベースでも2年ぶりの黒字となる見通しという。

 仙台は7年ぶりにJ1復帰し、昨年比で約1.3倍の予算規模となる事業計画を立てたが、収入は入場料3億8100万円(計画比88%)、広告料3億1000万円(同90%)などで、総収入は10億4500円(同95%)。支出は事業経費2億5500万円(同86%)、選手人件費2億4000万円(同93%)などで、総支出は9億1000万円(同94%)となった。

 白幡洋一社長は取締役会後に記者会見した。それによると、ナビスコ杯の入場料収入が見込みより少なかったが、経費削減のほか、勝利給を含めた選手人件費が抑制されたという。また、通期の見通しについては「今後の集客次第で、昨年の9800万円の赤字を1年で取り戻せる」と語っている。

(文 近藤安弘)

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