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[MOM324]東京DF吉田一彦(F東京U-18、1年)_攻撃力でつかんだ「ヒーロー」の座

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.30 国体少年男子3位決定戦 東京 2-0 大阪 市原臨海]
 
 「運動量には自信がある。一番見せたいのは攻撃的な部分」と言い切る東京のU-16日本代表SB吉田一彦(F東京U-18、1年)が大舞台で大仕事をしてのけた。前半12分、左サイドからの攻撃に対し、逆サイドからスルスルとゴール前に入り込んだ吉田。左クロスのこぼれ球をFW天野将平(F東京U-18、1年)が必死につなぐと本来CFがいるべき位置に背番号3の右SBがいた。フリーでトラップした吉田がすぐさま右足を振りぬくとボールはゴールへと吸い込まれた。

 「今大会得点に絡んでいなかったので、きょうだけは絡みたいと思っていた。フリーだったし、ボールを受けた時点でニヤけていたと思います。シュートのコースはよくなかったけど、ネットが揺れて・・・・・・。『ヒーローもらった』と思いました」と満面の笑顔で振り返った吉田は、自身の先制ゴールで決めた自身初の日本一について「(優勝が決まった瞬間は)とにかく叫びました。めちゃくちゃうれしかった」。

 左SBが本職の吉田は9月5日から始まったU-16日本代表ウズベキスタン遠征で年代別日本代表に初招集。ただU-16ウズベキスタン代表との親善試合では「相手のプレッシャーに対応できなかった」と悔しがる。思うようなパフォーマンスをすることができず、悩んでいた。ただ今大会はパス、ドリブルと判断よく自身も納得のパフォーマンス。相手のプレッシャーに慌てることもなかった。
 目標通り攻撃面でヒーローとなった吉田は、チームの全試合完封にも貢献。「ウズベキへ行って自信をなくしていた部分がある。でも今大会で『できるな』、ということが見つかったし、それを今後生かしていきたい」と、全国制覇と“日本一決定弾”でつかんだ自信を今後へつなげることを誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)

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