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[全日本ユース選手権]6年ぶりV!広島ユース選手優勝コメント

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[10.11 全日本ユース(U-18)選手権決勝 広島ユース 2-1 F東京U-18 埼玉]

 高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)選手権は11日、埼玉スタジアム2002で決勝を行い、サンフレッチェ広島ユース(広島)と初Vを目指すFC東京U-18(東京)が激突。DF越智翔太の2得点により、広島ユースが2-1で勝ち、6年ぶり2回目の優勝を果たした。以下、試合後の広島ユース選手コメント

●DF宗近慧
「(自分は出場停止で出ることができなかったが)サブのメンバーにはしっかり応援しようと。自分たちは(ピッチに立っている)みんなよりハードワークしようと話していた。優勝した瞬間はうれしくて走り出していました。(Jユースカップは)次は決勝のピッチに立って優勝したい」

●GK大野哲煥
「まったく夢にも思ってなかったし、自分が今年スタメンで出るということが、最初はちょっと危うかった。でも、高円まで来て、みんなとようやくひとつになれて、日本一になれたので良かったと思います。
 あの1失点でみんなからは『前に出ろよ』『狙っとけよ』と言われたので、そこは申し訳なかったです。今日優勝できて寮長、寮母さんにとっても最高の恩返しが出来た。Jユースでも自分たちのサッカーをして優勝したいと思います」

●DF越智翔太
「(大学受験して欠場した準決勝でチームが勝ってくれて)うれしかったのと『やらなきゃいけない』という気持ちだった。きょうは負ける気がしなかった。アップのときから体もちゃんと動いていたし。みんなよりも気持ちが入っていたと思う。優勝した瞬間は何が何だか分からなかった」

●DF脇本晃成
「優勝はうれしい。ラインを高くつくって、出し惜しみしないで声を出した。(宗近不在だったが)いないのは痛いけれど、自分の責任が多くなる。その分頑張ろうと思った」

●MF早瀬良平
「後半初めの方に足をつってしまって、そのあとはチームのために何も出来なかったのが残念でした。だけど、優勝が決まったホイッスルが鳴ったときは、そういうこと関係なく素直に喜べたのは良かったです。準決勝は自分は大学受験で前半しか見れませんでしたけど、絶対に勝ってくれると信じていたので。次はJユースに向けて、またチームを一から作り直すと思うので、自分も気持ちを入れ替えて全員でJユースも取れるように頑張りたいです」

●MF岡本洵
「嬉しかったです。でも、全然通用しなくて、自分の個のレベルが低いので、もっと練習しなきゃいけないと思いました」

●MF平田惇
「寮長、寮母さんは、今まで17年間やってきて、今までの先輩たちの想いというのも監督から聞いていたし、それを自分が出て、二人を胴上げしたいという気持ちはあった。自分は1年で高円からスタメンになって、クラブユースでは途中から出てチームに貢献できなかった。でも高円で出るようになって、自分がチームの優勝に多少貢献出来て嬉しいです」

●MF浅香健太郎
「最高です。緊張はなかったんですけど、応援してくれる人がメンバーに入れなかった人とか保護者の人とかみんないたので。絶対勝ちたかったです。仕掛けるのが自分の特徴ですけど、今日はあまり抜けなかった。でも、1点目も自分のクロスから点が入ったり、2点目も自分がかすった。なので、ちょっと点に絡めたので良かったと思います。Jユースでも左サイドからガンガン破りまくって、もちろん2冠狙っていきます。今回の高円では多分自分だけが0点なので、Jユースでは点を取って行きたいです」

●MF野津田岳人
「緊張してあまり自分のプレーができなかったので残念です。でも優勝出来たことは本当に嬉しい」

●MF柳川剛輝
「良かったです。最高です。(宗近)慧くんが(準決勝で)退場して僕が出ることになったんですけど、今まで全然出ることもなくて、出てもミスばかりで、みんなからも言われている部分もあって、不安でした。でも、今日は試合始まる前からみんなが「自信持ってやれ」とか言ってくれて、試合でも結構周りから助けてもらったので、勝てて良かったです。
 慧くんからは『自分がいなくても結構やってくれたから良かったよ』と言われて、試合前には『頼むぞ』と言われました。Jユースも交代からの出場になると思いますけど、1日1日の練習を大切にして、少しでも試合に出れるように頑張りたいです」

●FW砂川優太郎
「初めて日本一になれたのでうれしい。(得点王は)そんなに初めからは意識していなかった。でも結果的に取れてよかった。サンフレユースで学んだことはうまいだけじゃ日本一とか取れないし、上のレベルでは通用しないということ」

●FW川森有真
「とにかく嬉しかったです。優勝できたことが嬉しいし、恩返しも出来たと思います」

●FW井波靖奈
「チームが優勝できたことをうれしく思っている。貢献できたかどうかは微妙ですけど。Jユースカップでは自分がスタメンで90分プレーして優勝したいと思う。昨年2年生で7得点だったのでそこまで取って得点王を獲ってきたいと思う」

(取材・文 吉田太郎、片岡涼)

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