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内田へのマガトの信頼揺るがず

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Text alert@ドイツ・ケルン

 18日付のドイツ誌『キッカー』では、シャルケ04に所属する内田篤人に対するフェリックス・マガト監督の信頼の厚さを紹介している。

 週末に行われたシュツットガルト戦にフル出場した内田だが、結果は2-2の引き分け。そして試合中、アルトゥール・ボカに股間を通すセンタリングを許すと、これが失点につながった。

 この場面について同誌は「(この試合で)多くのファンにとって内田は嫌われ役になった。内田は、ボカに股間を通したセンタリングをあげられたが、その下手なセンタリングが失点につながる。約1億5000万円で鹿島からやってきたこの男には新たに失望させられた」と手厳しい。

 しかし、マガト監督の信頼は揺らいではいないようだ。同誌では、水曜日のELテル・アビブ戦に引き続き内田を先発すると明言したと伝えている。

 指揮官は「内田は、非常によく前へ出てくれた。私はそれを(ELの試合でも)見たい」とコメント。信頼は厚いようだ。

 初のフル出場では失点につながるプレーをしてしまった内田だが、DFであればいつかは起きること。持ち前の攻撃力をいかんなく発揮し、指揮官の信頼に応えたい。

(取材・文 福岡正高)

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