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[選手権]鹿島入りMF柴崎先制ゴール!青森山田が決勝8発で14連覇:青森

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 第89回全国高校サッカー選手権青森県大会決勝が31日、青森市の青森県総合運動公園陸上競技場で開催され、昨年度の全国高校選手権準優勝の青森山田と94年度以来16年ぶりの全国を狙う三本木農が対戦した。11年に鹿島アントラーズ入りするU-19日本代表候補MF柴崎岳主将(3年)の先制ゴールなど8-0で勝った青森山田が、14年連続16回目の全国大会出場を決めた。

 青森朝日放送によると、青森山田は前半14分、中央でダイレクト、2タッチのショートパスを4本つなぐと、最後は柴崎が右足でゴールへと流し込み先制。さらに前半終了間際には柴崎がPAへ出したパスをFW橘一輝(3年)が右足ボレーで合わせて2-0とした。

 後半には橘が3点を加えたほか、日本高校選抜MF三田尚希(3年)も追加点を奪い、そしてFW市村竜太(3年)の2点を加えて計8ゴール。守っても清水エスパルス加入内定のU-19日本代表候補GK櫛引政敏(3年)中心に相手にゴールを許さなかった。

 柴崎主将は試合後のインタビューで「内容は良いものではなかったが、全国を決められて、ホッとした。もっとやらなければならないことがいっぱいあるので、全国までに修正できるようまた練習していきたい」。昨年届かなかったあと1勝へ。青森山田が悲願の選手権日本一を目指してこの冬、再び全国へ乗り込む。

【青森】
[決勝]
青森山田 8-0 三本木農

(文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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