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[AFC U-16選手権]エース南野2発に秋野勝ち越し弾!U-16代表「94JAPAN」がU-17W杯出場権獲得!

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[11.1 AFC U-16選手権準々決勝 日本 3-1 イラク ウズベキスタン]

 U-16日本代表「94JAPAN」が世界切符獲得! 11年U-17W杯メキシコ大会の出場権4枠を懸けたAFC U-16選手権ウズベキスタン2010は1日、準々決勝を行い、3大会連続のU-17W杯出場を狙うU-16日本代表はイラクと対戦。FW南野拓実(C大阪U-18)の2得点とMF秋野央樹(柏U-18)のゴールにより3-1で勝った日本は、大会の上位4チームに入り、U-17W杯出場を決めた。日本は4日に準決勝を戦う(対戦相手は北朝鮮に決定)。

 グループBを2勝1分の2位で通過した日本に対し、イラクはUAE、クウェート、中国と同居したグループDを2勝1敗で1位突破。4-4-2システムの日本はGKが中村航輔(柏U-18)で4バックは右から川口尚紀(新潟ユース)、岩波拓也(神戸U-18)、植田直通(大津高)、鈴木隆雅(鹿島ユース)。中盤は深井一希(札幌U-18)と堀米悠斗(札幌U-18)をダブルボランチに右が早川史哉(新潟ユース)、左が秋野。2トップは南野と神田夢美(札幌U-18)が務めた。

 その日本は前半13分、神田の右クロスをPAの早川が後方へ流す。これを絶妙なファーストタッチでコントロールしたエース南野が、今大会4点目となるゴールを右足で流し込んだ。だが、わずかでも隙があれば果敢にミドルシュートを狙ってきていたイラクは、その攻撃力で同点に持ち込む。18分、MFアルシュワイリを起点にMFアルスワイェディがダイレクトでゴール前へパスを転がすと、走りこんだFWアルフアディが飛び出したGKの鼻先でゴールへと押し込んだ。

 日本は22分、右サイドで早川がDFと入れ替わり、一気に攻撃をスピードアップ。敵陣中央でボールを持った神田は複数の選択肢の中から右サイドへ流れた南野へのスルーパスを選択する。これを受けた南野は飛び出してきたGKよりも早く右足を振りぬくが、ボールは惜しくもゴール右ポストを直撃。決定機を逃した日本はその後、鈴木のドリブル突破やサイドチェンジなどからゴールを狙ったが、リードを奪えないまま前半を終えてしまった。

 世界切符のかかった後半、日本は鈴木に代えて石毛秀樹(清水ユース)を右MFへ投入。早川を左SBへ動かした。後半の立ち上がりはミスから決定的なピンチも迎えた日本だったが、DFラインの粘り強い対応と中村の好守で乗り越えると9分、待望の勝ち越し点を奪う。右サイドを破った川口のラストパスをファーサイドから飛び込んだ秋野が右足でゴールへと押し込んで2-1とした。

 反撃に転じたイラクは敵陣のサイドまではボールを運ぶが、そこから先は個人技以外ほとんど脅威になり得ず。日本のプレッシャーに距離を詰められ、苦し紛れの単調なクロスを岩波と植田の両CBに跳ね返される場面の連続だった。運動量も激減したイラクに対して日本は31分、敵陣中央でボールを持った南野が右前方の堀米とワンツー。直前に投入されたばかりのFW松本昌也(JFAアカデミー福島)も絡んで中央を抜け出した南野がそのまま左足で大きな3点目を決めた。

 イラクはこの後、日本ゴールを破るだけの違いをつくり出すことができず。逃げ切った日本が3-1で勝った。94年生まれを主力とした通称「94JAPAN」。先月には兄貴分のU-19日本代表がアジアを突破できず世界切符を逃していたが、暗いムードを吹き飛ばす活躍で、この世代の代表チームとしては3大会連続の世界進出を果たした。

(文 吉田太郎)

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