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[選手権]“栃木の若島津”PK2本セーブ!矢板中央が冷や汗の4強入り:栃木

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 第89回全国高校サッカー選手権栃木県大会は3日、準々決勝を行い、ベスト4が決まった。

 昨年度全国大会4強の矢板中央は作新学院と対戦。相手にほとんど決定的な場面を作らせなかった矢板中央だがチャンスで決めきることができず0-0のPK戦へ持ち込まれた。だがここで昨年の全国大会で活躍した“栃木の若島津”ことGK三浦拓が相手の1人目と4人目のシュートをセーブ。4人全員が決めた矢板中央が4-2で競り勝った。

 そのほか、4年ぶりVを狙う真岡、7年ぶり優勝を懸けた佐野日大、そして初優勝を目指す宇都宮短大附も4強進出。下野新聞によると、さくら清修と対戦した真岡は前半終了間際にFW郡司真弥がボレーシュートを決めて先制。その後も郡司が2点目を挙げるなど、3-0で快勝した。佐野日大は後半3分にセットプレーからFW森恒貴が頭で合わせ、國學院栃木に1-0で勝利。また石橋と対戦した宇都宮短大附は1-1からのPK戦を4-3で制している。

 準決勝は6日、矢板中央対真岡と宇都宮短大附対佐野日大の2試合が栃木県グリーンスタジアムで開催される。

【栃木】
[準々決勝]
矢板中央 0-0(PK4-2)作新学院
真岡 3-0 さくら清修
宇都宮短大附 1-1(PK4-3)石橋
佐野日大 1-0 國學院栃木

(文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010

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