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柳沢争奪戦に地元・富山が参戦か

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 京都サンガF.C.から今季限りでの戦力外通告をされている元日本代表FW柳沢敦に対し、カターレ富山が獲得に乗り出していることが分かった。

 J2参入2年目の富山が地元出身の英雄の獲得に動いた。柳沢は富山出身で富山一高のエースストライカーとして全国大会でも活躍。クラブはJ2で1年目の13位から今季は現在18位(7勝3分22敗)と苦戦しているが、得点数は11番目(34得点)の多さで柳沢獲得によりさらなる攻撃力の向上、そして人気面でも飛躍することが期待される。

 すでに富山は京都に問い合わせを行っている模様。16日の日刊スポーツによると京都のクラブ幹部が「富山から問い合わせがあった。フロントが強く獲得を熱望しており、正式オファーが届く可能性がある」と明言し、柳沢本人も「プロ生活の最後は富山で終わりたい」と関係者にもらしているという。

 現時点では甲府、熊本を含めた3クラブによる争奪戦となっている様子だが、これから獲得競争に加わるクラブもありそう。柳沢の選択は果たして?

(文 吉田太郎)

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