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味スタで勝てないF東京……降格圏と勝ち点1差に

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[11.20 J1第31節 F東京1-2川崎F 味スタ]

 残留争いを少しでも優位に進めるために勝ちたかった15位FC東京だが、ホームでの“多摩川クラシコ”川崎F戦に1-2で敗戦した。同時刻に行われた試合で16位の神戸が鹿島と引き分けたため、降格圏との勝ち点差をわずか1に迫られた。

 最近の4試合に2勝2分けと調子を上げてきているF東京だったが、開幕戦(1-0・横浜FM)以来12試合連続で白星がないホーム・味の素スタジアムでの試合で、やはり勝利から見放された。

 前半は立て続けに襲い掛かってくる川崎Fの攻撃を凌ぎ0-0で折り返した。しかし後半2分、バイタルエリアで自由にボールを回させると、最後はFW矢島卓郎にシュートを打たれ、先制点を奪われた。

 それでも残留のためには負けられないF東京が意地をみせる。後半19分、MFリカルジーニョがDF井川祐輔に倒されて、PA前左の絶好の位置でFKを獲得する。MF石川直宏の蹴ったボールは壁を越え、上手く落ちるがGK相澤貴志がクリア。右CKにつながった。

 そして、このセットプレーから待望のゴールが生まれた。石川が蹴り込んだボールに二アサイドでDF森重真人が頭で合わせ同点弾を決めた。

 その後もリカルジーニョや石川、後半途中からDF椋原健太の投入で右SBからトップ下に入った徳永悠平が前線へ果敢に攻め込むが得点にはつながらない。逆に後半39分、MFヴィトール・ジュニオールからの浮き球のロングパスを森重がクリアミス。並走していたジュニーニョに拾われ、追加点を許してしまった。

 攻め込むしかなくなったF東京はロスタイムには、GK権田修一も前線へ上がるが追撃は実らず。そのまま試合は終了し、5試合ぶりのリーグ戦黒星を喫した。

 次節は今節で優勝を決めた名古屋と対戦する。しかし、この日の警告でFW平山相太は出場停止。リーグ戦ここ4試合で3得点の活躍をみせ、本来の動きを取り戻し始めたエースFWの欠場は痛い限りだ。残留を手にするためには残る3試合を総力戦で乗り切るしかない。

(文 片岡涼)

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