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[MOM361]前橋育英DF北爪健吾(3年)_安定もたらしたCBが公式戦初G!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.20 全国高校選手権群馬県大会決勝 前橋育英 3-0 桐生一 敷島]

 元SBのCBが公式戦初ゴールで試合の流れを傾けた。前橋育英のDF北爪健吾(3年)はこの秋からCBへ転向した選手。だが、前橋エコーでプレーしていた中学時代もチームメートだったCB川岸祐輔(3年)と絶妙なコンビで相手の攻撃をシュート4本に封じ込むと、この日は攻撃面でヒーローとなった。

 両校無得点の前半22分、MF小島秀仁主将(3年)の左CKからヘディングシュート。これはDFに阻まれたが、いち早くこぼれ球に反応すると、右足で豪快なシュートを叩き込んだ。「セットプレーでは、そこで決まらなくても常にいいボールがこぼれてくる。狙っていました。公式戦は初ゴール。自分でも驚いています」とやや興奮した面持ちで千金弾を振り返った。

 全国から好選手集まる名門の中では貴重な地元出身の選手でもある北爪。「物凄くスピードがある」と山田耕介監督も認めるその速さを生かした守備で、レギュラーポジションを確立している。ポジションを譲れないことわりもある。「(前橋育英は)県外の選手が多いじゃないですか。ディフェンスラインにいる川岸と大石もなんですけれど、群馬代表として自分たちが頑張っていこうと思っている」と力をこめるDFは「自分は決して上手くないですけど、予測だったり(50m走6.1の)スピードがあるんでカバーリングとかでは絶対に負けられない」と語った。

 今大会は4戦1失点での優勝。ディフェンスでの手ごたえが「全国優勝できる力がある」の言葉を断言させる。ただ、その出来にはまだ納得していない。「失点をしないで1-0、2-0でも確実に勝てるチームになっていかないといけない。全国大会ではいい準備をしてゼロに抑えたい」。群馬県人の代表として、地元に選手権全国優勝の歓喜をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010

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