beacon

仙台が柳沢の獲得へ動く

このエントリーをはてなブックマークに追加
 ベガルタ仙台が京都を退団する元日本代表FW柳沢敦を獲得候補に挙げたことが分かった。8日の日刊スポーツによると、クラブ側は鹿島時代に柳沢と同期だったFW平瀬智行の引退に伴い、同じく経験豊富な柳沢をリストアップしたという。

 柳沢は推定6000万円の高額年俸を理由に、京都から戦力外通告を受けた。本人は現役続行を希望し、金額面よりも、戦力として必要してくれるクラブを模索している。現在、来季J1復帰する甲府、熊本、富山、草津などが興味を示しており、争奪戦となりそだう。

 仙台はこれらのクラブと比べると資金面やJ1であるという条件などプラス材料があるが、報道によると、手倉森誠監督の交代問題が表面化し、これがマイナスに作用する可能性があるという。いずれにせよ柳沢の獲得に成功すれば、来季は中位以上を目指す仙台にとって大きな戦力となる。

(文 近藤安弘)

TOP