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元日本代表・柳沢は仙台移籍を決断か

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 京都から戦力外通告を受け移籍先が注目されていた元日本代表FW柳沢敦は、ベガルタ仙台入りすることが決定的になったと16日のスポーツニッポンが報じている。

 来季J1に復帰する甲府やJ2熊本からもオファーを受けたが、関係者によると、15日に仙台側と交渉を行い移籍を決断したという。条件の細部の詰めが終わり次第、正式発表となるようだ。

 柳沢は鹿島から2008年に京都に加入。初年度は日本人トップの14得点と活躍したが、今季は3得点に終わった。クラブ側はJ2降格による予算減少と若返りを図るために柳沢の戦力外を決断した。複数のオファーがある中、主力として期待してくれ、なおかつ“フィーリング”の合うクラブを選択することを明かしていた。

 仙台は絶対的エースがおらず、今季途中にはF東京からFW赤嶺真吾を獲得した。さらに鹿島で柳沢と同僚だった元日本代表FW平瀬智行が今季限りで現役引退する。柳沢が加入するればFWの柱として、確実に戦力となりそうだ。

(文 近藤安弘)

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