beacon

ブンデスリーガが「アジア杯でいくつかのクラブが痛みを受ける」

このエントリーをはてなブックマークに追加
Text alert@ドイツ・ケルン

 1月6日付のブンデスリーガ公式サイトで、「アジア杯2011開催によってブンデスリーガのいくつかのクラブが痛みを受ける」と伝えている。とくに触れているのは日本代表選手たちについてで、それぞれ下記のように伝えている。

「欧州のサッカーファンなら彼の名を知っているだろう、香川真司。ドルトムントに成功をもたらす彼の欠場は、同チームに非常に重くのしかかる」
内田篤人。彼は直接ゴールに絡むことはないが、彼がピッチに立たなかった4試合中3試合で敗戦している。フェリックス・マガトもチームメイトも彼がいなくてさびしく思うだろう」
「多くの経験を持つ長谷部誠は、レギュラーとして活躍し、ボルフスブルグを優勝に導いた。長谷部もまた、チームに大きなギャランティをもたらす。長谷部がいなかった6試合で勝利は一度だけ。チームは彼の帰りを心から喜ぶだろう」
 
 そしてもうひとり、元Jリーガー鄭大世についても紹介。
「北朝鮮からの唯一の“輸入品”である鄭大世はブンデスリーガ2部で嵐を起こしている。すでに10得点に関与し、そのうち自ら8得点。彼は、ペナルティエリア内での圧倒的なボールタッチ数を誇る。ボーフムにとってかけがえのない存在だ」

 同サイトでは、新たにドイツに渡る槙野智章(ケルン)、細貝萌(レバークーゼン見樋アウグスブルク)についても名前を掲載し、最悪(日本が決勝戦まで残った場合)1月下旬まで彼ら抜きでの戦いを強いられる、と伝えている。
 それだけ、日本人選手たちが評価されているということ。これだけ高い評価を受ける日本代表だからこそ、アジア杯では「結果」がほしい。

(文 福岡正高)

▼関連リンク
指導者、選手必見の「ドイツ流攻撃サッカー」

TOP