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無念の離脱乗り越えA代表デビュー、本田拓「余裕持ってできた」

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[1.17 アジア杯B組 日本5-0サウジアラビア アルラーヤン]

 日本代表MF本田拓也(清水)が国際Aマッチデビューを果たした。5-0と大量リードを奪っていた後半42分、MF遠藤保仁に代わってピッチへ。ボランチの位置に入り、完封勝利に貢献した。

 「5点差あったし、余裕を持ってできた。(監督からは)特に指示はなかったけど、『いつも通りやってこい』と」。中盤で体を張ってボールを奪うなど持ち味を発揮。待望のA代表デビューに「出られてよかった」と笑みをこぼした。

 ザックジャパン初陣となった昨年10月8日のアルゼンチン戦でA代表に初選出されたが、試合前日の練習で右内転筋を負傷。続く韓国遠征に参加せず、無念の途中離脱となった。A代表で出場経験のないままだったが、ザッケローニ監督はアジア杯の登録メンバー23人に招集。そんな指揮官の期待に応えないわけにはいかなかった。

 「試合に出られて自信にもなるし、これからもっと出たいという気持ちも強くなった。練習から頑張っていきたい」。さらにモチベーションを高めた本田拓。熾烈なボランチ争いでアピールを続けていく。

[写真]代表デビューを果たした本田拓

(取材・文 西山紘平)

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