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仙台が新加入選手会見、柳沢ら8選手が出席

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 ベガルタ仙台は22日、2011年シーズンの新加入選手記者会見を行った。白幡洋一代表取締役社長、手倉森誠監督のほか、新加入のGK川俣慎一郎、DF曺秉局、DF角田誠、MF松下年宏、FW柳沢敦、FW武藤雄樹、GK石川慧、DF原田圭輔ら8選手が出席した。

以下、仙台が発表した監督及び選手コメント一部抜粋
※名前のリンク先データは2010年シーズンのものです。最新のものは2月上旬のJリーグ正式発表までしばらくお待ちください。

●白幡洋一代表取締役社長
「選手たちは、層が厚くなったぶん、切磋琢磨してポジション争いが熾烈になると思いますけれど、歳なども関係なく、ある意味下克上の精神を持って切磋琢磨してほしいと思います。この後は監督に任せるわけですけれど、ひとつだけ素人っぽい言い方をしますけれど、「素材は整いました。料理は監督におまかせします」と言いましたけれど、ぜひ一人ひとりの素材の良さを生かした料理をしてほしいと思います。

 長くなりましたけれど、今年一年、この11名の選手を含めまして、昨年以上のご支援、ご声援をお願いいたします。以上でご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました」

手倉森誠監督
「昨日の日本代表は、素晴らしい勝ち方をしました。本当に気持ちのこもった試合でした。ああいう気持ちのこもったゲームを今シーズンのベガルタもできればと思います。そういったプレーができる選手を、今年は獲得できたと思います。去年は、久しぶりのJ1を、J2から上げたメンバーをベースに、まず伸びしろのあるチームで戦いました。2年目ともなれば勝負したいということで、フロントにお願いしてこういった大型補強をしました。

 去年はJ1残留争いに巻き込まれながら、3つの大会を戦いました。Jリーグヤマザキナビスコカップでは決勝トーナメントまで行きましたが、この大会と天皇杯を一気に失った週がありました。最後は、年末にリーグ戦の残留争いしかなくなりました。そういう戦いの中で、結局選手層のところで課題が出ました。そして今年は勝負したいという気持ちを持って、リーグ戦もカップ戦も、すべての大会で上位に進出するためにこのメンバーを獲得したし、狙っていきたいと思います。

 ベガルタ仙台がより高みにふさわしいチームになるために、今年は大事な勝負の年だと思っています。ここに集まったメンバーが活躍してくれれば、そのチームにふさわしいクラブになっていけると確信しています。期待してください」

●DF曺秉局(←城南一和)
「ポジションがセンターバックなのですが、やはりセンターバックは重要なポジションですので、韓国人選手ではありますがベガルタ仙台の一員として溶けこんで、失点を防げるように頑張ります」

●DF角田誠(←京都)
「僕は後ろのポジションならどこでもやれる自信があります。監督に求められたものをやりたいと思います。そして、僕の見てほしいプレーは、攻撃面ではクロスに対するゴール前への飛び込みであったり、遠目からのシュートであったり、という得点の部分を見てほしいし、後ろのプレーであれば堅実な守備です。このチームには足の速い選手がサイドにいるので、そういう選手にロングボールを送れるキックを持っています。そういうところを見てほしいと思います」

●MF松下年宏(←F東京)
「僕の特徴は左右のキックです。それと、負けず嫌いなので、マッチアップする選手には絶対に負けないような駆け引きを得意としています。そういう気持ちでやっていきます」

●FW武藤雄樹(←流通経済大)
「僕はFWですが、裏への飛び出しと、常にゴールに向かっていく姿勢が自分の特徴だと思っています。自分が(試合に)出たら、ベガルタ仙台のためにひとつでも多くのゴールを決めたいと思います」

●GK川俣慎一郎(←鹿島)
「僕の特徴はシュートストップだと自分では思っています。今回移籍してきた中で、試合に出場することが一番の目標ですけれど、まずはベンチ入りを目指して、その中でキーパーの活性化をしていきたいと思いますし、チームが勝つことがいちばんなので、それに向かってプレーすることもそうですし、それ以外のことでもチームに貢献できたら、と思っています」

●GK石川慧(←新潟明訓高)
「僕はシュートストップとクロスへの対応を得意としています。ですが、それは高校の時の長所であって、またプロの世界という厳しい中で練習して新たな長所を見つけることができるように努力していきたいと思います。まずは、試合出場を目標に、精一杯自分の力を出して頑張っていきたいと思っています」

●DF原田圭輔(←筑波大)
「僕はポジションが左サイドバックで、自分の持ち味は攻撃参加だと思っているので、試合に出たときには自分で駆け上がるなり味方に使ってもらうなりして攻撃参加を武器にしていきたいと思います。自分が出た際には、チームを勢いづけられるように頑張ります」

●FW柳沢敦(←京都)
「自分は状況判断が一番得意です。それはプレーの中での状況判断だったり、チームが変化していく中での状況判断であったり、というところです。チームがどういう料理を作りたいのかということで、その中で自分が肉になるのか魚になるのか、時にはスパイスになるのか、そういうことを状況判断して、チームの中で貢献できたらいいと思っています」

(文 片岡涼)

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