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仙台がキャンプイン。柳沢&松下が気合

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 一桁順位を目標に掲げるベガルタ仙台は25日、鹿児島県さつま町で一次キャンプをスタートさせた。約1時間半、ランニングなどのフィジカルメニュー中心で汗を流したが、26日の河北新報によると、中でも気合十分だったのが京都から加入したFW柳沢敦とF東京から加入したMF松下年宏だった。

 柳沢にとってさつま町は、京都移籍1年目のキャンプ地で、ここでスタートした2008年シーズンは日本人最多の14得点を決めるなど縁起がいい。柳沢は「京都の移籍1年目もここ(の練習会場)で始まり、思い出深い場所。意気込みは十分。1年間戦う基礎をしっかり準備したい」と決意を新たにしていたという。

 対する松下は鹿児島出身。初めての地元でのスタートだったようで、こちらも練習に積極的。報道によると、30分間走では最後まで先頭で走っていたという。「どれぐらい体ができているのか確認しようと無理して走った。隣に若い選手が走っていたから、負けられません」と冗談交じりに話しながらも、「1年間戦える体を地元でしっかりつくりたい」と気合十分だった。

 仙台はここで2月6日まで調整し、その後は同7日から宮崎県延岡市で二次キャンプを行い、さらに同15日からは宮崎市内で三次キャンプを行う。J1復帰2年目の今年はさらなる飛躍を目指しており、まずはしっかりと体を作るつもりだ。

(文 近藤安弘)

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