アジア杯カタール2011は28日、次回大会の予選免除を懸けた3位決定戦のウズベキスタン対韓国戦が行われ、韓国が3-2の勝利を収め、2大会連続で3位の座に就いた。

　なお、韓国は今大会で代表引退を表明していたMFパク・チソンがコンディション不良のためベンチ外となっている。

　試合は前半18分、カウンターからMFイ・ヨンレのパスを受けたMFク・ジャチョルが、今大会の得点ランク単独首位となる5得点目を決めて韓国が先制。同28分にはPA内でク・ジャチョルのパスを受けたFWチ・ドンウォンがネットを揺らし、追加点を奪った。

　さらに前半39分、右サイドのクロスから再びチ・ドンウォンがヘディングシュートを決めて今大会4得点目。韓国が前半40分までに3点のリードを奪った。

　反撃するウズベキスタンは前半44分、PA内でFWオリム・ナフカロフが韓国DFファン・ジェウォンに倒されPKを獲得。FWアレクサンデル・ゲインリフが蹴り直しのPKを決めてウズベキスタンが1点返した。

　後半に入ると、ウズベキスタンはゲインリヒの個人技で1点差に迫る。左SBのスタニスラフ・アンドレエフがPA手前にクロスを送ると、トラップしたゲインリフがDFイ・ジョンスをかわして見事なシュートを叩き込んだ。

　その後もウズベキスタンは同点に追いつくべく韓国ゴールを攻め立てるが、同点ゴールを奪えないまま試合終了。韓国が粘るウズベキスタンを振り切り、今大会を無敗で終えている。

[写真]歓喜に沸く韓国

(文　宝田雅樹)

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