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千葉からF東京の谷澤、「移籍は大きな勝負。僕ももう若くはないので……」

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 天才がFC東京に完全移籍した。前千葉のMF谷澤達也だ。昨年はリーグ戦28試合5得点の結果を出し、今年も千葉のJ1昇格に向けて貢献するかと思われたが、青赤のユニホームを決断した。2008年に柏から千葉に移籍したときも度肝を抜いたが、今回もサポーターを驚かせる移籍となった。

 「挑戦したい気持ちが強かった。今回の移籍は大きな勝負だと思う。僕ももう若くはないのでいろいろと経験したいと思った」

 2003年のワールドユースで指揮官だった大熊清監督の存在も移籍の決め手になった。何より、一つのところに留まって“安住”するより、挑戦に選手としてのやりがいを求めたという。天才、ファンタジスタといわれる男に、FC東京は中盤でのドリブル突破やパス、そして得点に絡める動きを期待しているが、本人もそのつもりでいる。

 「去年の(FC東京の)試合をけっこう見たけど、フィニッシュまではいけてた。でも最後のところでソウタ(平山)とかが外すシーンが多かった。最後のところ、最後の決定力のところだと思う。なかなか点が取れなかったという印象があるので、そういった意味で突破したりして、ゴールに絡もうという意識が強いです」

 2008年のJ1最終戦のFC東京戦。谷澤は途中出場で2得点1アシストと大暴れし、千葉を逆転勝利&逆転残留に導いた。FC東京サポーターには、そのときの印象が強いだろう。その“ミラクル”を今度はFC東京で見せてほしい-。天才はそんなサポーターの熱い気持ち、そして声を掛けてくれた大熊監督の思いに応える覚悟だ。

(取材・文 近藤安弘)

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