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岩政&伊野波の代表CBコンビに挑む昌子、「FKも狙いたい」

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 日本代表CBコンビに挑む。鹿島アントラーズに新加入したDF昌子源(米子北高)はDF岩政大樹、DF伊野波雅彦という日本代表コンビとポジションを争うことになる。

 「そう簡単にレギュラーを取れるとは全然思っていない。いいところを盗んで、2人にも認めてもらえるように頑張りたい」

 ポジション争いは厳しいが、自分自身が成長するにはこれ以上のチームはない。元々はFWで、高校2年からCBに転向したばかり。高卒ルーキーとは思えない180cm、73kgの恵まれた体格はまだまだ潜在能力を秘めている。普段の練習から「尊敬しているし、目標にしている」という岩政、伊野波の代表コンビからさまざまなものを吸収していけば、CBとしてさらに伸びていくはずだ。

 全国高校選手権では静岡学園に敗れ、1回戦敗退となったが、前半23分には約35mの距離からポスト直撃の弾丸FKを放ち、スタンドを沸かせた。「プロでもFKを狙うか?」と聞かれると、「狙わせていただけるなら狙いたい」と即答した。

 同じく米子北から川崎Fに入団したFW谷尾昂也に対し「同世代は全員がライバルだけど、米子北から一緒にプロになった川崎Fの谷尾には負けたくない」と言い切った昌子。「鹿島のために全力でプレーして、1日でも早く試合に出たい」と決意を語っていた。

[写真]鹿島に新加入したDF昌子源

(取材・文 西山紘平)

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