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仙台が延岡キャンプスタート。エース・マルキが意欲的&仙台大FWも合流

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 ベガルタ仙台は8日、2次キャンプとなる宮崎・延岡キャンプをスタートさせた。アジア杯に参加していたため、別メニュー調整が続いていたMF梁勇基とベテランFWマルキーニョスも全体練習に合流。コンビネーションからのシュート練習を行うなど元気な姿を見せたようだ。

 中でもマルキーニョスが気合十分だったという。9日のサンケイスポーツによると、この日も別メニューの予定だったが、午前練習のあと手倉森誠監督に、午後に予定されていたシュート練習とコンビネーションプレーに加わると志願。強烈なシュートを決めて実力を示したそうだが、本人は「2カ月ぶりにシュートができてよかった。でも、タイミングはまだまだ。すべてのコンディションが整うまでに2、3週間くらいかかる」と明かしたという。

 だが、チームメイトはもちろん、指揮官もその実力に驚いていた様子。手倉森監督は「出だしやシュートなど、時折みせる速さは、ちょっと怖いくらいだ」と目を丸くした。J1通算229戦出場109得点のストライカーを、改めて惚れ直した様子だった。

 また、この日から仙台大4年のFW奥埜博亮が参加した。昨年は特別指定選手として4月14日のナビスコ杯京都戦で公式戦初出場した期待のストライカー。「チームに貢献したいです。盗めるものを盗みたいです」とFWマルキーニョスやFW柳沢敦ら大先輩から積極的に学ぶ姿勢を示した。仙台はベテランも若手もしっかり融合し、飛躍を目指す。

(文 近藤安弘)

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