Jリーグは9日、2010年シーズンの未消化の出場停止処分該当選手および、出場停止対象試合を発表した。下記5選手は日本サッカー協会の定める『懲罰基準の運用に関する細則』に基づき、今季の公式戦初戦が出場停止となる。

　主だったところではFC東京のMF米本拓司は、昨年12月29日の天皇杯・鹿島戦での退場処分により、3月5日のJ2第1節・鳥栖戦に出場することができない。また名古屋グランパスに新入団したFW永井謙佑は、福岡大時代の最終戦となった全日本大学サッカー選手権準々決勝・関西大戦で受けた退場により、2月26日の富士ゼロックススーパー杯・鹿島戦に出場できない。

以下、出場停止となる5選手とその理由&対象試合

▽第90回天皇杯終了時に1試合以上の出場停止処分が未消化の選手

【当該選手】
米本拓司(所属:FC東京)
【処分内容】
1試合の出場停止
【出場停止試合】
2011Jリーグディビジョン2
2011年3月5日(土)開催第1節
FC東京vsサガン鳥栖
【処分理由】
2010年12月29日(水)第90回天皇杯準決勝(鹿島vsFC東京)において2度の警告を受け、主審より退場を命じられており、出場停止1試合が未消化であるため。

▽第59回全日本大学選手権大会終了時に1試合以上の出場停止処分が未消化の選手

【当該選手】
井手口正昭(前所属:阪南大学/現所属:横浜FC)
【処分内容】
1試合の出場停止
【出場停止試合】
2011Jリーグディビジョン2
2011年3月6日(日)開催第1節
横浜FCvsカターレ富山
【処分理由】
2010年12月18日(土)第59回全日本大学選手権1回戦(中京大学vs阪南大学)の試合において主審より退場を命じられており、出場停止1試合が未消化であるため。

【当該選手】
永井謙佑(前所属:福岡大学/ 現所属:名古屋グランパス)
【処分内容】
1試合の出場停止
【出場停止試合】
FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2011年2月26日(土)開催
名古屋グランパスvs鹿島アントラーズ
【処分理由】
2010年12月23日(木・祝)第59回全日本大学選手権準々決勝(関西大学vs福岡大学)の試合において主審より退場を命じられており、出場停止1試合が未消化であるため。

▽第84回関東大学リーグ終了時に1試合以上の出場停止処分が未消化の選手

【当該選手】
武田英二郎(前所属:青山学院大学/現所属:横浜F・マリノス )
【処分内容】
1試合の出場停止
【出場停止試合】
2011Jリーグディビジョン1
2011年3月5日(土)開催第1節
名古屋グランパスvs横浜F・マリノス
【処分理由】
2010年11月20日(土)第84回関東大学リーグ戦2部・第22節(青山学院大学vs専修大学)の試合において2度の警告を受け、主審より退場を命じられており、出場停止1試合が未消化であるため。

▽Jユースカップ2010終了時に1試合以上の出場停止処分が未消化の選手

【当該選手】
伊藤優汰(前所属:京都サンガF.C. U-18/現所属:京都サンガF.C.)
【処分内容】
1試合の出場停止
【出場停止試合】
2011Jリーグディビジョン2
2011年3月5日(土)開催第1節
水戸ホーリーホックvs京都サンガF.C.
【処分理由】
2010年12月23日(木・祝)Jユースカップ2010決勝トーナメント準決勝 (京都サンガF.C.U-18vsFC東京U-18)の試合において2度の警告を受け、主審より退場を命じられており、出場停止1試合が未消化であるため。

(文 近藤安弘)