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仙台、期待の2トップが“初コンビ”

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 期待の2トップが初めてお披露目された。宮崎・延岡キャンプ中のベガルタ仙台は9日にミニゲームを行ったが、10日の日刊スポーツによると新加入のFWマルキーニョスとFW柳沢敦の元鹿島コンビが2トップを組んだ。

 ハーフコートで行われたミニゲームで、2007年の鹿島時代以来のコンビ結成となった。ゴールはなかったようだが、好連携を発揮。マルキーニョスが右足でパスを出し、ゴール正面からペナルティーエリアに進入。それを柳沢が頭で返し、マルキーニョスがさらに頭でワンツー。その落としを柳沢がシュートするという息のあったシーンもあったという。

 柳沢は左ふくらはぎ痛から復活したばかりで「自分の体がまだ動いていないから(分からない)。みんなとやるのは楽しいね」と話すにとどまったが、マルキーニョスは「長い間やってたからね。ポジショニングは分かってる。すごくやりやすかった。これから練習すれば良くなるとしか思えない」と手ごたえを口にした。

 手倉森誠監督は「もう少しスローでプレーすると思ったけど200ゴールコンビは黙っていないね。ゴールは生まれなかったけど形はできてる」と2人合わせてJ1通算210ゴールのコンビを頼もしそうに見つめたという。年齢面による体力面が不安視されるが、経験はJ屈指の2人。仙台の躍進にさらなる期待がふくらむ。

(文 近藤安弘)

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