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注目MF柴崎、ゼロックス杯でデビューも

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 青森山田高(青森)から鹿島アントラーズへ加入したMF柴崎岳が、26日の富士ゼロックススーパー杯名古屋グランパス戦(日産)でデビューする可能性が高まった。

 22日のサンケイスポーツが報じたもので鹿島はMF小笠原満男が足の痛みを訴え、22日に精密検査を受ける模様。また清水から移籍の日本代表MF本田拓也も風邪で離脱し、欠場が濃厚だという。

 主力ボランチの出場が微妙となったことで存在がクローズアップされてきたのが、昨年は日本高校選抜の一員としてゼロックススーパー杯の前座試合に出場していた柴崎だ。この日、都内でキックオフパーティーに出席した柴崎は「小笠原さんのような選手になれるよう頑張る」と活躍を誓っていたという。

 09年U-17W杯で日本代表の10番を背負った柴崎。当時のチームからはMF宇佐美貴史(G大阪)がU-22日本代表まで駆け上がり、オランダで欧州デビューしたFW宮市亮が早速ゴールを決めている。ライバルたちにやや遅れをとった形だが、柴崎も常にピッチ全体を見渡している視野の広さとダイレクトでも難なくパスを通す技術を併せ持つ逸材。5冠を目指すチームの緊急事態で超高校級MFは、勝利に貢献することができるか。

(文 吉田太郎)

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