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鹿島の選手バスは午前1時半に帰還、小笠原と遠藤の実家の無事も確認

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 鹿島アントラーズは12日、選手を乗せたチームバスが同日午前1時30分、無事に鹿嶋市内へ戻ってきたことを明らかにした。

 クラブによると、チームは12日に予定されていた清水戦(アウスタ)に向け、11日午後2時20分に鹿嶋を出発。東関東自動車道走行中の午後2時46分ごろに被災した。その後、試合中止の決定を受け、午後6時55分に千葉県習志野市で引き返し、約6時間半をかけて鹿嶋に帰還したという。

 また、岩手県内のMF小笠原満男の実家、宮城県内のMF遠藤康の実家ともに無事という連絡も受けたとのこと。現時点で選手及びその家族に被害があったとの報告は受けていないという。

 一方、クラブハウスの被害が大きく、当面は関係者以外、立ち入り禁止としており、12日の午前10時から行う予定だった練習も中止になった。現時点で練習再開の見通しは立っていないという。

 クラブによると、周辺の道路は一部、陥没して寸断されており、津波の影響とみられる冠水状態の道路もあるという。その上で「選手に対するご心配は、非常にありがたいことではございますが、このような状況ですので、クラブハウスに近づくことはお控えくださいますようお願い申し上げます」としている。

(文 西山紘平)

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