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「助け合いながらやっていきたい」G大阪が鹿島2選手に練習場開放

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 東日本大震災で被災しチームが活動休止中の鹿島アントラーズDF新井場徹と新人MF梅鉢貴秀が20日、大阪府吹田市にあるガンバ大阪の万博練習場でトレーニングを行った。

 21日のデイリースポーツによると、地元・大阪に帰省中の2人だが、練習場を確保することができず。そこでG大阪出身の新井場がG大阪に練習場について相談したところ、G大阪側が快諾したようだ。

 毎年のように優勝争いを繰り広げているライバルチームの選手に対し、快く練習場を開放したG大阪の西野朗監督は「こういう状況だし、オファーがあれば可能な限り協力したい。いい準備をしてくれれば」と話し、日本代表として29日の慈善試合「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(長居)に出場するMF遠藤保仁も「クラブの事情が許せば、どんどん利用してもらえばいい。助け合いながらやっていきたい」と、全面的なアシストで協力を惜しまない姿勢を見せたという。

(文 吉田太郎)

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