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[Y☆voice101]清水商MF青木翼「全国上位を狙える。チームを勝たせる」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第101回(11年静岡県高校選抜編第14回)は清水商MF青木翼選手です。
 局面を一発で変える左足キックを武器に全国選手権優勝3回の名門・清水商で1年生からレギュラーを担い、1年時にインターハイ出場も経験している181cmの大型レフティ。現在の課題、そして高校ラストイヤーの目標とは?(取材日:3月5日)

―自分のストロングポイントは
「自分の武器は左足のキック。そこを生かしていきたい。ボランチとして競り合いとか勝つ自信があるし、一番声を出すことを心がけている」

―今年の清水商は
「今年で大瀧先生(監督)が最後。もう一回全国出ると言っている。新人戦は決勝で負けたけど目標としていたサッカーはできていた。決勝で何で負けたのか突き詰めてやっていければ、全国上位を狙えるチームだと思う」

―1年の時に感じた全国は
「インターハイは県大会と違う雰囲気。夏の暑さは尋常じゃなかった。自分のプレーを出せずに終わった。あと、やったことのないチーム相手でどういう戦いをするのか予想ができていなかった。初めて戦う相手でも試合の中ですぐに特長を把握しなければいけない」

―今年1年やり遂げたいことは
「選手権、インターハイと県の決勝で負けている。あと一歩のところを変えて全国で上に行きたい。3年生になるんで進路も関係してくる。チームを勝たせることが第一だけど、自分の目標はプロに行って活躍すること。ここを意識しながらチームを勝たせるようにしていきたい」

―目標達成するための課題は
「自分はディフェンス面だったり運動量だったりが弱い。ここをもっと。あと半年しかない。自分で頑張って変えていく」

―目標とする選手は
「目標の選手はジェラード。ミドルシュートとか印象が強いです。豪快なシュートが魅力だし自分も豪快と言えるようなシュートが得意。左足はセットも蹴りますけど、長い距離の方が得意ですね」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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