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元仙台の中田さんら“チーム東北”が子供たちにスパイク1000足プレゼントへ

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 “チーム東北”が動いた。元仙台DFの中田洋介さんが発起人となり、被災地の子供たちにサッカースパイク1000足をプレゼントすることを決めたと、31日の日刊スポーツが報じている。鹿島MF小笠原満男や仙台MF関口訓充ら東北地方にゆかりのある選手たちが賛同し現在、スパイク集めに奔走しているという。

 中田さんは岩手県大船渡市出身。高校も大船渡高で小笠原の2年後輩にあたる。現在はインターネット通販などを行う会社で働いているが、故郷の一大事に立ち上がった。小笠原や関口のほか、元仙台の広島FW佐藤寿人、仙台MF梁勇基らの協力を得ており、1000足が確保でき次第、中田さんが現地を回って子供たちに配っていくという。

 29日の日本代表vsJリーグ選抜の慈善試合の際、すでに被災地訪問をしている小笠原が、現地にはスパイクやボールはもちろん、グラウンドもなく、サッカー少年たちがプレーできない現状を報告。子供たちのためにサッカーができる環境の整備に尽力することを明かしていた。中田さんら“チーム東北”がサッカーを通じて子供たちを励ます。

(文 近藤安弘)

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