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鹿島が放射線セミナーを開催、選手・スタッフら100人が参加

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 鹿島アントラーズは31日、茨城大から放射線を専門とする教授2人を招き、「放射線と安全に関するセミナー」を行った。1日付のスポーツ報知によると、選手、スタッフ、職員ら100人が参加。福島第1原発事故による放射線被害に対する不安を取り除き、正しい知識を持つために開催され、現状で鹿嶋市内は人体への影響がないことなどが説明されたという。

 同紙によると、MF野沢拓也は「テレビよりも分かりやすかった。大丈夫だということが分かって良かった」と振り返り、オリヴェイラ監督も「正確な知識を共有すれば、安心して仕事に取り組めるようになる」と安堵。指揮官はこの日チームに合流したが、帰国中のブラジルでは日本政府の情報開示不足を指摘する報道もあり、心配する家族を説得して来日しただけに、セミナーでも熱心に質問していたという。

(文 西山紘平)

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