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[被災地に希望を ベガルタ戦士の誓い]vol.2_FWマルキーニョス

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 東日本大震災による被害を受けたベガルタ仙台は4日、千葉・市原市内でキャンプをスタートさせた。ゲキサカでは今回、仙台イレブンの想いを取材。第2回は今季、鹿島から加入したFWマルキーニョス。ブラジルで心配する家族を説得し、再来日した08年JリーグMVP&得点王の新エースが、仙台のために全身全霊をかけてプレーすることを誓った。

以下、一問一答

―再来日するにあたってブラジルの家族に心配されたのでは?
「家族が心配しているのは事実だけど、仙台の人々を支えに行かないといけないということを分かってくれた。その気持ちをしっかり受け止めて、いい1年にして、仙台の人たちを喜ばせたいと思っている」

―ブラジルでも日本のことはニュースで流れていた?
「はい。テレビで見ていました」

―津波の映像などもあったかと思うが、どう感じた?
「それはノーコメントでお願いします」

―合宿初日から練習に合流したが、ブラジルでは練習できていた?
「少しだけ。こういう状況で精神的に疲れがたまっていたので、リラックスして、気持ちの面で元に戻ってきたときに日本に戻ってきて練習できた」

―久しぶりにチームメイトの顔を見てどう思いましたか?
「みんなが元気でやっている姿を見て、安心するし、力になる。この状況を続けていきたい」

―仙台のサポーターにどんなプレーを見せたいですか?
「今まで以上に、他のクラブよりも、仙台で全力を尽くして、いろんな場面で支え合って、いっぱいゴールを決めていい1年にしたい。それがチームの目標につながることにもなると思う」

(取材・文 西山紘平)

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