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町田、元ブラジル代表ライー氏やエジムンド氏の被災地メッセージを発表

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 JFLの町田ゼルビアは7日、東日本大震災を心配する元ブラジル代表MFのライー氏や、東京Vや浦和で活躍したエジムンド氏、元鹿島のダニーロ氏らのメッセージを発表した。サンパウロ在住のIVOCOSTA氏(元・NHK国際放送 記者・アナウンサー)とクラブ幹部が親交があり、今回、同氏の協力でコメントが集まった。ブラジルのスターたちも、少しでも日本の力になりたいと想いを寄せてくれたという。なお、日本語に翻訳したものを掲載します。

ライー氏(元ブラジル代表)
日本の皆様。
あなたたちは今まで幾度かの逆境と渡り合い乗り越えた見本を見せてくださいました。
ブラジル人は皆あなたたちの苦しみに同情し、応援しています。世界は貴方たちから人類、地球生命の希望の大風が吹き上がることを確信しています。

エジムンド氏(東京V、浦和)
この度、日本での災害のニュースに接し、深い悲しみを覚えました。
日本は、私を暖かく迎え入れてくれた場所であり、サッカーをする喜びをより一層感じプレイできました。
教養もあり、かつ成熟した日本の皆さんが今回の逆境を必ず乗り越えるであろうと信じています。
私は被災者の皆さんと共にいます。

ダニーロ氏(元鹿島)
ニュースを見てとても悲しくなりました。でも、私の知っている日本の皆さんはお互いに助け合う精神を持っており、この苦境を乗り越えることを確信しています。滞在中、心からのおもてなしを受けました。日本の皆さんはとても大切な人々です。日本が立ち上がることを確信しています。日本よがんばれ。

ジェルマノ氏(元C大阪)
被災を知りとても心が痛みました。
日本で生活していた当時、サムライ精神が健在な皆様一人一人から私は高潔な精神を学びました。今回のような逆境をも適切に理解し、知性と勇気を兼ね備えておられる皆さんが確実に乗り越えられることを信じています。
あなたたちは一人ではないこと、心より立ち上がれるように祈っております。
日本は私にとって第二のふるさとで、兄弟のような友人を多く作りました。皆さんがんばって、全てがうましく行くように応援しています。

ブルーノ・クアドロス氏(元C大阪、札幌、FC東京)
日本でプレイする機会を与えられ、5年間生活した中で、私と私の家族を暖かく迎えて下さり、まるで我が家にいるかのように過ごすことが出来ました。
大阪、札幌、東京と3つのチームでプレイしましたが、どの土地の人々も歓迎してくださった大切な友人達です。
思い返すと、この幸運の機会を与えてくれた神そして日本の皆さんに感謝しています。
今回、突然地震のニュースを知り、更にTVから流れる強烈な映像をみて、大変なショックを受けました。胸が締めつけられる思いで涙を流しています。
が、私の知る限り、協調性があり規律を重んじ、努力家である日本の皆さんが被災者の方々も含め復旧・復興を成し遂げる事を信じています。
私は皆さんのことを見守っています。
“Sayonara janakute mata ne. Iesusama no shukufuku ga arimasu youni.”

以上

(文 近藤安弘)

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