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U-22主将・山村が負傷。全治1週間見通しも、兵庫合宿には参加へ

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 U-22日本代表MF山村和也(流通経済大4年)が10日、流通経済大の一員として臨んだベガルタ仙台との練習試合で負傷した。代表ではボランチを務めるが、チームではCBで先発出場。しかし前半途中、相手選手のシュートをブロックした際に右足首を痛めてしまい、そのまま交代した。

 あす11日からはU-22代表候補の兵庫合宿が始まる。試合後も少し足を引きずっていた山村は「足を持っていかれてしまいました。代表キャンプ? あした行って、様子を見る感じです。長引く? それは大丈夫だと思います」と軽傷を強調し、U-22合宿には参加することを明言した。

 ただ、流通経済大の中野雄二監督によると、大学のチームドクターの診断では全治1週間程度の怪我だという。「代表は行かせます。向こうで代表のドクターにも見てもらいます。水曜日(13日)に間に合うかな……」と話し、U-22代表に合流したとしても、13日に予定される練習試合出場は難しく、別メニュー調整となる可能性を明かした。

 U-22代表は6月にロンドン五輪アジア2次予選・U-22クウェート代表戦(19日ホーム、23日アウェー)を控えている。山村はキャプテンを務めるだけに、例え練習試合に出られなくても、ミーティングや食事など仲間と同じ時間を過ごすだけでプラスとなる。なお、山村はこの日、改めて来季の進路先としてジュビロ磐田、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズの3クラブに絞ったことを説明した。今後、練習参加を経て一つに絞る方針という。

(取材・文 近藤安弘)

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