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鹿島が連戦見据えて主力温存、柴崎も初のベンチ入りへ

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 鹿島アントラーズが、きょう29日に行われる福岡戦で、主力選手を一部温存することがわかった。同日付けの日刊スポーツによると、中3日で行われるACL・上海申花戦を見据えて、MF本山雅志、DF新井場徹やDF中田浩二ら主力選手を今回の遠征メンバーから外し、代わりにDF西大伍、DF伊野波雅彦を先発させるという。また、ルーキーMF柴崎岳も初めてベンチ入りし、DF昌子源もACLの水原三星戦、シドニーFC戦に続いてベンチへ入る。

 さらにはFWカルロンやFW田代有三など、主力FWの欠場により、アルシンド氏の長男であるFWイゴールも遠征メンバーに選ばれた。今回がプロ初のベンチ入りとなる。出場してゴールを決めれば、史上初の“親子J1ゴール”。快挙達成はなるか。開幕戦では大宮と3-3で引き分け、前節では横浜FMに0-3の敗戦。鹿島がフレッシュなメンバーでリーグ戦、今季初勝利を狙いにいく。

(文 片岡涼)

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