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宮市初の欠場で日本人対決ならず、VVVは自動降格回避、フェイエはEL絶望的

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 エールディビジは1日、各地で第33節を行い、DF吉田麻也とFWカレン・ロバートの所属するVVVはホームでFW宮市亮を擁するフェイエノールトと対戦した。風邪の影響で宮市がベンチ外となり、日本人対決は実現しなかったが、吉田は12試合連続の先発フル出場、カレンも11試合連続の先発を果たし、3-2の勝利に貢献。8試合ぶりの勝ち点3を手にしたVVVは残り1節で17位が確定。自動降格を免れ、降格プレーオフに回ることになった。

 11試合連続先発中だった宮市が加入後12試合目で初の欠場となった。29日の練習を風邪で欠席したこともあり、加入後初めてのベンチ外。宮市不在の影響か、3連勝中と好調だったチームは格下相手にまさかの黒星を喫した。カウンターから失点を重ね、常にリードを許す苦しい展開。2度のビハインドは追い付いたが、2-2の後半33分にミスから3失点目を許し、2-3で敗れた。

 4試合ぶりの敗戦を喫したフェイエノールトは残り1試合で10位のまま。ELプレーオフに回る8位ヘラクレスとの勝ち点差は3に開いた。得失点差もヘラクレスの+6に対し、フェイエノールトは-1。ELプレーオフ出場権獲得は絶望的となった。

(文 西山紘平)

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