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[JFAプレミアカップ]2年ぶりV目指すG大阪ジュニアユースが怒涛の9発勝利

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中学年代日本一決定戦!
「JFAプレミアカップ2011 supported by NIKE」

[5.3 JFAプレミアカップ1次R サガン鳥栖U-15唐津1-9ガンバ大阪ジュニアユース J-GREEN堺]

 3日に開幕した「JFAプレミアカップ2011 supported by NIKE」のグループC第1戦、初出場のサガン鳥栖U-15唐津(九州1/佐賀)対2年ぶり3回目の優勝を目指すガンバ大阪ジュニアユース(関西2/大阪)戦は、G大阪がFW山崎拓海の2ゴールなど大量9得点を挙げ、9-1で大勝した。

 優勝候補の一角、G大阪が序盤からフルスロットルで鳥栖U-15唐津ゴールを襲い続けた。試合開始わずか35秒、“宇佐美2世”と評判のU-15日本代表候補MF高木彰人がいきなり右足シュートへ持ち込む。G大阪はさらに2分にも右CKのこぼれ球をU-15日本代表候補の10番MF井手口陽介がクロスバー直撃の左足シュート。9分にもMF渋田哲弥の左足シュートがゴール右ポストを叩くなど、ハイレベルな個を活かして怒涛の攻撃を繰り広げた。

 だが鳥栖U-15唐津は高木の決定的な右足シュートを左SB山田瑞貴がゴールラインすれすれでスーパークリア。またGK内野顕人のビッグセーブでゴールを守り、リードを許さない。それでもG大阪の爆発的な攻撃力を食い止めることができたのは16分までだった。

 17分、G大阪は山崎のスルーパスからFW鎌田大地が右足で先制点を挙げると、19分にもPAを縦に突いた山崎が右足でゴールを決めて2-0で前半を折り返す。止まらないG大阪は後半2分にもスピードでDFを振り切った山崎が左足シュートを決めて3点目。直後の3分には左サイドから仕掛けた高木がゴールライン際、ほとんど角度のない位置から右足シュートを叩き込んで4-0とした。

 10分にも右CKからCB茶木創のヘディングシュートで加点したG大阪は13分には渋田が左足ボレーで6点目。20分には井手口が鋭いドリブルでPAへ侵入し、7点目を決めた。

 大量失点を喫した鳥栖U-15唐津だが、意地を見せる。23分、前線で起点となっていたFW三宮捷が右サイドへ展開すると、10番MF古瀬雄大が鮮やかなドリブルでマークを次々と外して左足でゴール。この後、G大阪はともに途中出場のFW小田垣旋とFW和田健太郎がゴールを決めて9-1で勝ったが、初陣だった鳥栖U-15唐津も最後まで全力プレーを貫いた。
 
[写真]G大阪JYの井手口がゴール
(取材・文 吉田太郎)

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