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【U-22日本代表】5・18コメント

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●MF原口元気(浦和)
―ゴールは?
「アグレッシブにやる気持ちがゴールにつながったと思います」
―2列目は最大の激戦区だが?
「ある程度はできたと思うけど、Jリーグもまだあるし、しっかりアピールしないとここに来られなくなる。必死でJリーグも頑張りたいです」
―宮市や宇佐美もいるが?
「人のことを意識しても変わらない。自分のプレーに集中して、自分がブレないようにしたい。でも同世代には負けたくないですね」
―クウェート戦に向けては?
「Jでも集中してやらなきゃいけない。今はまあまあ調子がいいので、それをキープしたいし、プレーの精度を上げていきたい気持ちも強い」
―世界への思いも強い?
「そういう大会に出たこともないし、出てみたい。アジアユースの時は負けてるからこそ、そういう気持ちが強いと思う。まずは選ばれることが大事。Jで頑張ってどんどんしかけていければいい」
―昨日の紅白戦ではサイドに張っていたが、今日は中に絞ってプレーした。
「やり方がそういう感じなので、それにうまく合わせられたかなと思います」
―チームの流れもよくなった?
「そうですね。やっぱりポジションチェンジしないと。そういうのが大事かなと思いました」
―山本の先制点もそれによって生まれた?
「(山本)康裕君が右で僕が左だったんですけど、あれだけ近い距離にいられたからこそのゴールだったと思うんで、いろいろスペース探しながら流動的にやれればいいんじゃないかと思います」
―山村君とのワンツーから始まったがビルドアップも必要になる?
「はい、でもすごい自由にいろんな仕事ができるんで面白いですし、パスもやるしドリブルも組み立てもやるんで、また自分のサッカー観が広がるんじゃないかと思ってすごく楽しみです」
―今までとはちょっと違った視点で見られる?
 もともとそういうプレーしたいなと思ってたんですけど、レッズでの役割が多少違うんで。でも代表ではそういうプレーができるんだぞというところを見せたいかなと思います」
―ゴールにこだわる姿勢が出ていた?
「やっぱりシュート打たなきゃはいんないんで、その数は増やしていきたいなと思って。それでミスシュートだったけど、結果的に入ったんで、やっぱ打たなきゃダメだなと思いました。ミスだった? ミスです(笑)。しっかり決めたかったですけど、まあゴールはゴールなんでよかったんじゃないかなと思います」
―収穫は?
「ゴールもそうだけど、今日は組み立てとかサイドチェンジとかうまくいってたんで、そっちの方が僕的には収穫かなと思います。2列目だからと言って、点が取れないとよくないと思う。FWが取れたら一番いいと思いますけど、2列目からも取れるようにどんどん飛び出していければと思います」
―後半は出ていないが、2列目同士のワイドな展開もできそう?
「みんなすごくいいイメージでやってるし、合ってくればみんな技術も高いし、いい選手たちなんで、ホントいい攻撃ができるんじゃないかと思います」
―18人に選ばれるためには?
「自分のプレーがブレないようにというか、誰かが見てるからこういうプレーをしなきゃじゃなくて、つねに自分が考えているようなプレーができることが重要かなと思います」
―組み立てが収穫だったというのは?
「チームだとやっぱりサイドに張っててそこから決定的な仕事が求められるんですけど、もう少し引いたりとかいろんな動きができたんで楽しかったです。急にできるもの? ユースの頃は引いたりもしてたんで、ああいう感じも面白いなと。昨日からどう変化した? 一晩考えてみて、いろんなプレーしたいなと思って」

●MF山本康裕(磐田)
―中に入るプレーを意識していたようだが?
「元気(原口)も中に入ってきて、僕も中に入ってしまって、大迫と山崎君も下がってきたりしたから、一度サイドに開いて寄せてから中に入るのが理想だった。パスがあまり繋がらなかったから苦しい展開になってしまった」
―パスが繋がらなかった原因は
「相手がパスカットを狙っていた。足元へのパスばかりになって取られている部分が多かった」
―ポジションチェンジが多かったようだが?
「特別、(選手間で)会話はしていないが、あのようなところで臨機応変に対応したいと思っていた」
―2トップで戦った。
「2トップでも1トップのような形でできる部分はある。ただ、僕個人的には東と(サイドハーフで)組んだ時の方がやりやすい。同じ意識を持った選手とプレーする時は上手くいくけれど、異なるタイプの選手とプレーする時は、上手く合わせていない部分があるから、まだまとまっていないのかなと思う」

●FW永井謙佑(名古屋)
「何回かチャンスはあったので、決められるようにしたい。監督からは守備時の絞りや、選手の特徴を生かせということを言われた。僕が入ったとき(後半15分、大迫と交代)は周りが疲れていたので、あまり裏へ裏へぬけるとついていけなくなると思ってやっていた」

―今後は?
「ゴールに仕掛けられるようにしたい。後は守備での連係と、攻撃面でもしっかり崩すということ。次の試合ではしっかり決め切るシーンを作りたい。自分が決めて、よりよいチームができればいい」

●DF濱田水輝(浦和)
「前半はある程度、守りの部分でしっかりできた。でも攻撃の部分では、相手が追ってくるのがわかっていたのに、うまくそれをよけながらということが、出来ているときと出来ていないときがあった。出しどころと、タイミングを考えないといけないと思った」
――後半は?
「ロングボールが多くなった中でDFラインを上げきれず、セカンドボールを相手に拾われるというシーンが多かった。ロングボールをDFラインから入れるタイミングを考えないと、入っても孤立してしまって攻撃につながらない。チームとしてもう少しボールを持つ時間を多くしたかったと思う。ただ、前半はセーフティーファーストでやって結果、失点しなかったのでそれは良かった」
―今回は2トップで中盤の構成が変わっていたが?
「前半にも2回くらい中盤の底で取られて相手が攻撃を仕掛けるというシーンがあったので、本番ではそういうのをなくしていかないといけないと思う。もし2トップが嵌らなかったときに、どうやって修正するかを考えながらやっていたが、そんなに嵌っていなかったということがなかった。守備でも2トップである程度追いこんでサイドに追いこめていたので、特に戸惑いはなかったです。サイドへの追いこみはできていました」
―CBで鈴木とのコンビは?
「2月のバーレーン遠征で組んだ。そのときと同じ感覚で、特に違和感なくやれた。」
―酒井宏は?
「組んだことがないので、CBとしてどういうプレーヤーかしらなかったが、ファーストプレーで分かった。裏もケアしてくれるし、体も強い。特に気を使うことはなかった。普通の誰と組んでも同じ感じでいつも通りにやれた。プレースタイルは分かっていたけど、CBとしてのポジショニングが分からなかった。ほんとにそんな問題もなかったですし、やりやすかった」
―本番はH&Aの戦いになる。初戦をどう戦うか?
「0点に抑えることが大前提。もし勝っている展開になったら、そこでリスクをなるべく少なくしてどうやって点を取りに行くかということになる。1-0で満足していいのかいけないのかをチーム全体で意思統一していかないといけない。ある程度はそういう話はしておきたいです。本番前に」
―スコアに応じた戦い勝たのシミュレーションをしておきたい。
「本番前になったらそこらへんは意思統一しないと。前が点を取りに行っているのに後ろが回すとかそういうのが一番良くないと思うので。1点のリードを守ろうというならみんなでコンパクトにしていけばいいし、次に点を取りにいくなら多少リスクを冒しても前へ行く。チームとして一つになって動けばどっちでも問題ない。そこらへんの話はもう少し後でしていくと思います」
―21歳の誕生日おめでとうございます。
「ありがとうございます。5月の誕生日が多く、5、6人いたので、1日目の夜に誕生ケーキが出ました。ですので今日は何もなかったですが」
―惜しいヘディングシュートもあった。
「セットプレーでヘディングシュートもありましたが、当たっただけです。タイミングが良くて弾道も意外と良かったんですけど…枠に入っていればという感じですね。ただ来たボールを合わせただけでした」

●DF鈴木大輔(新潟)
―4-4-2での試合について
「守備のところは、サイドに追い込みをかけるところは、みんな慣れているから、意思統一できた。ハマッたところはハマッたけれど、何回かはピンチを作られてしまった。ボールの失い方とかは修正するところ」
―酒井宏樹がサイドバックでプレーしていたが
「縦に早い選手だから、僕からの縦へのボールで酒井が攻撃に加われれば。そういうボールを出せれば良かった。守備面ではカバーもしてくれたから、やりやすかった」
―新潟でポジションを掴んでから臨んだ。
「自信を持ってできていると思う。試合ごとに課題が出る中で、修正していけることを実感している。1試合1試合の積み重ねが大きい」
―新潟と代表で求められている役割は違う?
「クラブでも代表でも人に対して強く行くというところは変わらない。くさびのボールに対して強くいくことを言われている。前から連動するところも、チーム(新潟)と同じやり方だから、やりやすさを感じた」

●MF大津祐樹(柏)
――2トップの一角として後半から出場。
「今日は裏に抜け出して突破する場面を作ることができた。後は、最後の部分を決められれば…。そこは残念だったけれど、プレーとしては良かった」
―永井と組んだ時に意識していることは?
「永井君は裏に出る動きが多いから、意識して後ろへ早めに動き出している。迫(大迫)の場合は、ポストプレーができるタイプだから、その周りをウロチョロする。周りでボールを拾って繋げるようなことを考えている」
―後半の方がサイドで起点を作ってボールが動いていた?
「前半のチームは中でのプレーが多かった。得点は入ったけれど攻めきれていない感じがあったから、僕たち(後半)はサイドを上手く使っていこうと話した。上手く崩せた。ただ、最後に得点を決められないところが甘いところ。決められればもっと良いチームになると思う」
―代表に生き残りたいと話していたが、アピールできたと感じるか
「生き残ることは大事。最後に決定機を決められなかったところは残念だけど、アピールはできたと思う」

●MF青木拓矢(大宮)
「相手にやられる回数が多かった。そこのリスク管理や細かいミスをなくしていきたい」
―簡単に裏へボールを出される場面が多かった?
「その部分は、まだ守備のやり方が曖昧なのかなと思う」
―それは、布陣変更によるものか
「そこも、改善していかなければいけない」
―クウェート代表はロングボールを多用してくると予想されるから、修正が必要だと思うが?
「個々の能力は高いと思うし、1対1の状況を作られないようにしたい」

●MF山村和也(流経大)
―今回は4-4-2だったが?
「中盤のところで、自分たちの前で持たれることが多かった。そこは修正していきたい。攻撃に関しては良くなったけど、守備面はまだできていなことが多い。中盤のところでもっとコーチングしながらやっていければ良かったが」
―攻撃で反省点があるとしたら?
「少しペースが早かった部分があった。やっていてそれを感じていたので、もう少しタメを作ってやっていきたい。中盤の選手としては、裏に少し単調になっていたと思う。今日も暑かったけどクウェートは暑い。しっかり回しながらやっていきたいと思う」

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