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U-22代表、5/31練習後のコメント

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 U-22日本代表は6月1日に東北電力ビッグスワンスタジアムでU-22オーストラリア代表と国際親善試合を行う。試合を翌日に控えた5月31日には新潟市内で前日練習。ゲーム形式のトレーニングなどに汗を流した。以下、U-22日本代表の前日練習後のコメント

●GK権田修一(F東京)
「きょうはオーストラリアを想定した中で合わせるところをやった。今回はオーストラリアで今後も国と国との試合。チームの(準備の)ベースはこういう形になる。(試合までを)逆算してオーストラリアの特長とかしっかり捉えてやってきた。(オーストラリアを想定した準備をしてきたが)あすはもっともっと高くてもっと上手いと思う。集中していくこと」
―居残りでPK練習を行ったが
「PKはいつあるか分からない。自信をもって蹴ることとかが大事。(日本は)みんな技術あるし、『やるなら本気でやろう!』と言ったら止められませんでした(笑)。きょうはキッカーの練習。あすも決めてくれれば助かります」
―関塚監督のサッカーのイメージは
「ボクのイメージは全員でやるサッカーというイメージがある。みんなで攻めて点を取る。みんなで守る。攻撃はそれに個人の想像力だったりアイディアを加えて、守備面では誰が誰と組んでもできるように、みんなでやるチームです」

●MF村松大輔(清水)
「予選も近づいてきている。緊張感もってやりたい」
―関塚監督からの指示は?
「特に個人的には言われてないけれど、カウンターでで裏を気をつけろということと、チャレンジ&カバーについて言われた。オーストラリアはみんな190cmオーバー。高さに加えてつないでくる。まずFWの選手に起点をつくらせないこと。そしてインターセプトなど守備でアピールしたい」

●DF酒井高徳(新潟)
「オーストラリアはでかい選手が多い。一発でやられたりする可能性がある。ひとりが対応した後とかこぼれ球の反応をしっかりやりたい。ウチのセンターも強いけれど、全部が全部勝てる訳ではない。(サイドの)自分もしっかり絞って先取点を取られないようにしたい」

●MF山村和也(流通経済大)
―実戦練習では守備面など安定していたように映ったが
「守備の面というより、少しミスだったり遠いところを見えていなかったり、攻撃のところがよくなかった。パス出す相手と近すぎたり、もう少し遠くを見なければいけなかった」
―アジア大会と同じく、ボランチで山口とコンビを組んだが
「どちらも上がっちゃわない様に気をつけた。アジア大会のときは自分が残ることが多かったと思う。やりたいこともわかるのでやりやすいところがある」
―オーストラリア戦での役割は
「相手の身長も高い。セカンドボールをボランチのところで拾うこと。それをつなげるように。それが役割になる。クウェートとは違う相手だけど、ホームでしっかり勝ちたいというのが一番。やることは変わらない。自分たちのサッカーをやれば結果はついてくる」
―高校選手権の経験もないし、国内の大観衆の前でやるのは初めてだと思うが
「(2年前に)香港で4万というのはありましたけど、自分は高校選手権にも出ていないから初めてですね。喜びというか。こういう(観衆の中で)できることの喜びを感じながらやりたい」
―Jリーグではなく大学でプレーーしていることで引け目に感じることはあるか?
「大学での試合経験だったりは(Jリーガーに比べて)多いほうだと思う。試合でチャレンジするところだったりは大学サッカーのいいところだと思っている」

●MF清武弘嗣(C大阪)
「自分をしっかりアピールしたい。チームのために貢献したい。みんなで勝ちにいく」
―実戦練習前に関塚監督中心にミーティングを行っていたが
「ミーティングでは戦術面の話があった。(オーストラリア戦でも)みんなで話しながらやりたい」
―オーストラリアの印象は
「きょうミーティングでビデオを見たけれど、つないでくるチームで身体も強い。負けないようにしたい」
―フォーメーション練習については
「しっかりつなげたし、守備も連動してできていた。(クウェート戦まで)もう少し時間がある。しっかり準備したい」
―FKのキッカーを務めた
「FKを任せられるとは思っていなかった。試合に出られたら多分蹴ることになる。しっかりと蹴りたい。(いいキックを見せたこの日同様)あすもチャンスでいいように蹴れると思う。チームでは蹴ってないんですけどね。(きょうは)関(塚)さんが言ったとおりにやったらやったらいいキックができたし、小倉さんの言ったとおりに蹴ったら入った。(具体的に言われたことは)自分の蹴る角度だったり、壁の方向に蹴るとかですね」
―ゴールも期待される
「今年は得点にこだわっている。代表でも取れたらいい。バランス取りつつやれたら。運動量を多くして得点に絡みたい」

●FW永井謙佑(名古屋)
「オーストラリアのビデオを見てつないでくるイメージがあった。出どころをしっかり抑えたい。しっかり守って、しっかり攻めて勝ちたい」
―関塚監督からの話は
「守備のところ、攻撃のところそれぞれの話があった」
―きょうの実戦練習については
「シュートまでいくシーンが結構あった。流れ的によかった」
―あすはどのようなプレーを
「しっかり前線で守備をやること。攻撃面では自分としては裏へ抜けて起点になりたい」
―クウェート戦へ向けては
「ホームでしっかり勝ってアウェーを乗り越えたい。2月に負けているのでしっかり借りを返したい」
―きょうの練習のようにアシスト役となる場面も増えそうだが、意識はどちらに
「自分でいきたいところは仕掛けたいと思います。積極的に狙っていきたい」

(取材・文 吉田太郎)

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