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栃木と水戸はドロー、水戸は7戦勝ちなし

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[6.4 J2第15節 栃木0-0水戸 栃木グ]

 3位栃木SC水戸ホーリーホックと0-0のスコアレスドローに終わった。勝てば単独2位、または千葉の結果次第で首位浮上の可能性もあったが勝つことはできなかった。

 幾度も決定機をつくったが1点が遠く、今季2度目の無得点で試合を終えた。試合後のテレビインタビューで松田浩監督は「こういうこともあります」と幾度も強調した。「全体として相手を上回れたけれど、シュートが決まらなかった。相手を上回っても、そこまで達せられなかった」と厳しい口調で語った。

 前半5分にはMF小野寺達也が右ひざを痛めて負傷交代するアクシデントもあった。それでも代わりに入ったMF鈴木修人が十二分の働きをみせた。MF水沼宏太も果敢にシュートを狙ったが枠を捉えることはできず。1点が奪えない。後半29分にはMF高木和正に代えて、MF河原和寿をピッチへ送るが、連動した動きをみせることはできずに、わずか11分でFW廣瀬浩二に代えられてしまった。FWリカルド・ロボとFW崔根植の2トップはフル出場を果たし、ともに3本のシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

 守っては初先発のGK鈴木智幸が奮闘。サイドを起点に攻め込んできた相手の攻撃をストップしていたが守備陣の頑張りに攻撃陣は応えることができず。0-0のまま試合は終了した。前節の徳島戦(4-0)に続く、連勝は飾れなかった。

 一方、水戸はこれで7戦勝ちなし(4分3敗)となった。2戦連続無得点で試合を終え、ここ7試合で計2得点とゴールが遠い。この日は途中出場のMF小幡純平やFW遠藤敬佑が果敢にシュートを狙ったが、いずれもクロスバー上方へ外れるなどシュート精度を欠いた。

(文 片岡涼)

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